株:小幅上昇
14日の米株式市場は、金融大手ゴールドマン・サックスが発表した四半期決算で、34億3500万ドルの黒字を計上、2四半期連続の黒字となったこと、同日発表された6月の米小売売上高が前月比0.6%増と2ヶ月連続の増加となったことなどが好感されたものの、ゴールドマン・サックスの決算内容は、前日に織り込まれていたことから小幅な上昇にとどまった。ダウ工業株30種平均の終値は、前日比27.81ドル高の8359.49ドルで引けた。
本日の東京市場では、シカゴ先物市場の日経平均先物は9,315円となっていること、為替相場も前日と比べると円安となっていること、米株式市場取引終了後に発表された米インテルの決算が市場予想を上回ったことなどから寄り付きは輸出関連株などを中心に上昇する展開となりそうだ。本日のレンジは9,250円−9,400円を予想する。

為替:円が下落
14日の外国為替市場では、ゴールドマン・サックスの発表した四半期決算の内容が予想より上回ったこと、米小売売上高が前月比で増加したことなどから、主要通貨に対して円が下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は1ドル93円台半ば、ユーロドルは1.39ドル台後半となっている。
最近の為替相場は、株価が下がれば、リスク回避的な動きから円・ドル高に、株価が上昇すれば、ユーロ・資源国通貨高となるなど、株価動向に左右される展開が続いている。本日の東京市場では、米株式市場取引終了後に発表された米インテルの決算が特殊要因を除けば大幅な黒字を計上しており、本日の株式市場がインテルの好決算を評価し、上昇する展開になれば、円が売られるのではないかと思われる。
本日のドル円のレンジは93.00−94.50円を予想している。

商品:需給悪化に対する懸念
14日のNY原油先物取引は、世界的な株高を受けて上昇して始まった。しかし、今週の石油在庫統計では石油製品の在庫が増加すると予想されており、需給が更に悪化するのではないかとの懸念から値を消す展開となり、中心限月の8月限の終値は、前日比0.17ドル安の1バレル59.52ドルで引けた。
一方、NY金先物取引は、米国の経済指標が予想を上回ったことからインフレヘッジの手段としての魅力から買いが優勢となり、中心限月の8月限の終値は、前日比0.30ドル高の1オンス922.80ドルで引けた。