[ロンドン 6日 ロイター] イングランド銀行(中銀)は6日、資産買い入れプログラムの枠を現行の1250億ポンドから1750億ポンド(約2970億ドル)に拡大し、エコノミストの意表を突いた。  資産買い入れの拡大決定は、中銀の最終目的を視野に入れた措置とみられる。それは、経済成長を押し上げることではなく、インフレ率が2%の目標を大幅に下回ったり、上回らないようにすることだ。英インフレ率は鈍化傾向にあり、現在は1.8%となっている。  英国ではこのところ、鉱工業生産やサービス部門、住宅価格の持ち直しを示す指標が相次いでおり、早期景気回復への期待感が高まっていたが、中銀は今回、需給ギャップ拡大を懸念していることを鮮明にした。