11日の米株式市場は、前日に引き続きFOMCの内容を見極めたいとの動きから様子見ムードが広がる中で、利益確定の売り注文が優勢となったことに加えて、米ノンバンク大手CITグループの破綻懸念が再燃したことを受けて、金融株が大幅に下落し、ダウ工業株30種平均の終値は、前日比96.50ドル安の9241.45ドルで引けた。
本日の東京市場では、シカゴ先物市場の日経平均先物は10,455円となっていること、為替相場も1ドル96円近辺と円高が進んでいることから輸出企業を中心に下落して始まりそうだ。本日のレンジは10,400円−10,550円を予想する。
為替:円が上昇
11日の外国為替市場では、中国の経済指標が事前予想を下回ったことや米株価が下落したことを受けて、リスク回避姿勢が強まり、円が買われる展開となった。NY終値ベースで、ドル円は1ドル96円近辺、ユーロドルは1.41ドル台半ばとなっている。
本日は米国時間にFOMCの声明が予定されている。市場では、米国債買取り措置の打ち切りなど「出口戦略」の行方に注目が集まっており、声明の内容によってはドル買いが進む可能性があるので注意が必要である。
なお、本日の東京時間では、FOMCを控えて、ドル円は96円近辺を中心とした様子見の展開となりそうだ。ドル円のレンジは95.50−96.50円を予想している。
商品:株安を嫌気
11日のNY原油先物取引は、株価が下落したことに加えて、原油在庫統計において原油在庫が増加するとの見通しも悪材料となり、中心限月の9月限の終値は、前日比1.15ドル安の1バレル69.45ドルで引けた。
一方で、NY金先物取引は、為替相場でドルの上昇が落ち着いたことから小反発して引けた。12月限の終値は、前日比0.70ド高の1オンス947.60ドルで引けた。






