株:米経済指標の改善を好感
7日の米株式市場は、同日発表された週間新規失業保険申請件数が43.4万件と市場予想より良好だったことに加えて、米12月の小売各社の売上高が前年同月比2.8%増と年末商戦が堅調だったことから小売関連銘柄を中心に株価は堅調に推移した。ただ、引けにかけては8日の雇用統計を控えて、様子見ムードが強まり、伸び悩んだ。ダウ工業株30種平均の終値は、前日比33.18ドル高の10,606.86ドルで引けた。
本日の東京市場では、為替相場で円安が進んだことや米国の経済指標の改善から輸出関連株にとってプラス材料になるとみられている。シカゴ先物市場の日経平均先物は10,745円となっており、市場の予想レンジとしては10,650円−10,800円となっている。

為替:円が下落
7日の外国為替市場では、菅財務相が現在の為替水準について「もう少し円安方向に進めばいい」と語ったことを受けて、円は主要通貨に対して下落した。また、米国時間になると米経済指標が相次いで良好な数字となったことから、ドルが対ユーロなどで買い戻される展開となり、NY終値ベースで、ドル円は93円台前半、ユーロドルは1.43ドル近辺となっている。
本日は、今週最大のイベントである米雇用統計(予想:失業率10.1%、非農業部門雇用者数-2.0万人)の発表が予定されている。また、日本時間の午後には菅財務相の大臣会見があり、前日のように発言次第では為替に変動を与える可能性があるので、注意が必要である。本日のドル円の市場の予想レンジとしては92.50−94.00円となっている。
 
商品:NY原油反落
7日のNY原油先物取引は、中国人民銀行が3ヶ月物手形の入札で、利率を予想外に引き上げたことを受けて、早期の金融引き締め観測が強まり、これに伴うエネルギー需要鈍化の懸念が広がり、11営業日ぶりに反落した。中心限月の2月限の終値は、前営業日比0.52ドル安の1バレル83.19ドルで引けた。
NY金先物取引では、ドルが主要通貨に対して買い戻されたことが嫌気され、反落して引けた。中心限月の2月限の終値は、前営業日比2.80ドル安の1オンス1133.70ドルで引けた。