25日の米株式市場は、株価急落の要因の一つとなっていた「バーナンキFRB議長の再任に対する不透明感」について、24日に有力議員が議長の再任が上院で承認されるとの見通しを示したことがきっかけとなり、株価は反発した。ただ、同日発表された12月中古住宅販売件数が年換算で545万件と4ヶ月ぶりに減少したことから上値は限定的となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比23.88ドル高の10,196.86ドルで引けた。
東京市場では、今週後半から国内企業の四半期決算が本格化する。東芝の10-12月期決算で営業損益が100億円程度の黒字(前年同期は1588億円の赤字)の見通しと報じられるなど、好業績への期待が高まっており、関連する銘柄に対する株価動向に注目が集まっている。シカゴ先物市場の日経平均先物は10,465円となっており、市場の予想レンジとしては10,400円−10,600円となっている。
為替:FRB議長の再任見通し
25日の外国為替市場では、バーナンキFRB議長の再任について楽観的な見通しが広がったことやギリシャ5年国債入札が好調だったことを受けて、リスク回避の動きが弱まり、ドルと円が下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は90円台前半、ユーロドルは1.41ドル台半ばとなっている。
本日は、日銀政策決定会合(予想:0.10%で変わらず)、独12月IFO景況指数(予想:95.1)、英第4四半期GDP速報値(予想:前期比+0.4%)、米1月消費者信頼感指数(予想:53.5)などの発表が予定されている。ドル円の市場の予想レンジとしては89.50−90.80円となっている。
商品:株高とドル安
25日のNY原油先物取引は、株式市場が反発したことやドルが主要通貨に対して下落したことを受けて、4日ぶりに反発した。中心限月の3月限の終値は、前営業日比0.72ドル高の1バレル75.26ドルで引けた。
NY金先物取引でも、米株価の反発、ドルの下落を受けて、反発する展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比6.00ドル高の1オンス1095.70ドルで引けた。






