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Archives for FXニュース

【NY市場】円売り優勢、追加緩和期待やリスク選好の流れで
10日のNY市場は円売りが優勢だった。ドル円は当初、90.35-50レベルで揉み合いとなったが、心理的節目の90.50レベルを突破すると一時90.80レベルまで上昇した。ハイテク株中心に米国株が上昇するなど、リスク選好の流れもドル円の上昇を後押しした。ユーロ円を中心にクロス円も買われた。ユーロ円は123円付近から124円付近、ポンド円は135円付近から135円台後半、豪ドル円は82円台後半から83円台前半まで上昇した。午後に入ってダウ平均が伸び悩むと、ドル円、クロス円は軟化したが、ドル円は90円台半ば、ユーロ円は123円台半ばで下げ渋るなど下値は限定的だった。ロンドン市場で話題になった日銀の追加緩和期待が意識されたようだ。 ◆NZドル下落、利上げ時期に変化なし きょうはNZ中銀の金利発表後にNZドル売りが進んだ。この日発表されたNZの政策金利は市場予想通り2.50%で据え置き、焦点とされた声明では2010年半ばごろに金融刺激策の解除を始めると従来の文言が踏襲された。金利発表後、NZドル/ドルは0.70台後半から0.70台前半、NZドル円は64円付近から63円台半ばまで下落、オージー・キーウィ(AUD/NZD)は1.29台半ばから1.30台前半まで上昇した。金利発表時に公開された四半期金融政策報告では2010年及び2011年の成長見通しとインフレ見通しが上方修正されたが、事前にNZドル買いが進んでいた反動で金利発表後はポジション調整に押され気味となっていた。 (Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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【ロンドン市場】日銀の追加緩和期待で円安
10日のロンドン午前は円売りが優勢だった。来週行われる日銀金融政策決定会合で、追加緩和策が決定される可能性が意識された。朝方こそ、ポンド安をきっかけに円高に振れる場面もあったが、その後は円売りが続いた。この日は、ロイター通信が関係者の話として、日銀が追加緩和に傾いていると伝えている。日本政府が日銀へ追加緩和圧力を強めていることも思惑を広げる背景となっている。 ただ、この日発表された英鉱工業生産が弱く、ポンド円の上値は限られた。英鉱工業生産は予想外に前月比マイナスとなった上、前年比では予想以上の落ち込みとなった。市場予想では前月比0.3%の伸びが予想されていた。 ◆円相場が展開を主導、弱い英鉱工業生産はポンドを圧迫 ドル円は日銀の追加緩和観測を背景に89.93辺りから90.46辺りまで上昇。ユーロ円はロンドン朝方に121.87辺りまで軟化後、123.15辺りまで反発した。ポンド円は中東系のポンド売り観測があった中、134円台終盤から133.90辺りまで軟化。その後、対主要通貨での円安の動きにサポートされ135円台にのせる場面もあったが、弱い英鉱工業生産が重石となり上値は抑えられた。 ポンドドルは中東系の売り観測や弱い英鉱工業生産を背景に、1.49台後半から1.4871辺りまで下落し、約1週間ぶりに1.49台を下回った。ただ、ポンド円が下げ渋ったこともありポンドドルの下値も限られた。ユーロドルはポンド安・ドル高の動きに追随し、1.3600ちょうど付近から1.3543辺りまで下落。その後、ユーロ円の堅調推移もあり、1.3622辺りまで反発した。ユーロポンドは0.90台後半から0.9128辺りまでしっかりと推移。 (Klugアナリスト 谷口英司)
【東京市場】オセアニア買い・ポンド売りも、ドル円は90円で膠着
10日の東京市場、海外市場に比べて各通貨の値動きは小幅に留まった。ドル円は90円を挟んでのレンジ取引。ユーロドルも1.36近辺で膠着した。そのなかで、NZドルなどオセアニア通貨が堅調、ポンドが軟調な動きが目立っていた。 ドル円はゴトウビ(5・10日)であることで仲値にかけて堅調に推移した。早朝に89.80台へと下落したあとは90.10近辺まで反発。しかし、仲値通過後は動きが限定され、90.00を挟んで上下5ポイント程度しか動かなかった。市場では、オプションのガンマ取引が観測されていた。昨日と同水準で、輸出や投資家は積極的な売買はみられず。クロス円はまちまち。豪ドル円が82円台半ばへと上昇しての高止まり。NZドルが豪ドル以上に買われる場面もあった。NZドル円は63円台前半から後半へと水準を上げた。一方、ポンド円は135円台前半から134円台後半へと軟調に推移した。ユーロ円は122円台半ばでの揉み合いが続いた。引き続き資源国通貨買い・欧州通貨売りの傾向がみられたが、東京市場での値幅は狭かった。朝方の日本の機械受注は市場予想を下回ったが、内閣府の基調判断は上方修正されて、市場は反応しづらかった。 ◆豪ドルの材料は強弱分かれる 東京時間早朝にロウ豪中銀総裁補佐がシドニーで講演、豪経済は今後2年間は平均あるいはそれ以上の成長になるだろう、豪ドル相場のすばらしい柔軟性が資源ブーム下でのインフレ抑制に寄与した、インフレ抑制には供給面の拡充が課題、住宅価格および家賃が上昇しており一層の住宅投資が必要、グローバルなリスクを警戒も、メインシナリオは豪州やアジアにとってポジディブなもの、など全般に強気の見通しだった。市場は早期の追加利上げが必要との認識から豪ドル買いの反応をみせた。また、3月のWestpac消費者信頼感指数は0.2%と前回の-2.6%から改善、プラスに転じたことも豪ドルをサポートした。一方、1月の豪住宅ローン承認件数は前月比-7.9%と市場予想+2.0%から大幅に落ち込んだ。前回値は-5.1%(修正前-5.5%)だった。これには豪ドルも上昇力が削がれた。 ◆中国貿易黒字は予想を上回る 2月の中国貿易黒字は76.1億ドルと、予想71.5億ドルを上回った。2月の輸出は前年比45.7%増、輸入は同44.7%増と貿易量の急増が示された。豪ドルやNZドルには支援材料となり、買いの反応がみられた。ただ、1月の141.7億ドルの黒字幅からはほぼ半減していた。明日は中国経済指標デー。生産者物価指数、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資などが発表される。引き続き中国経済指標がオセアニア通貨を中心に注目されそうだ。 (Klugシニアアナリスト 松木秀明)
【NY市場】円高・ドル高一服、リスク回避色の緩和で
9日のNY市場は英欧のソブリン・リスクを背景とした円高・ドル高が一服した。ユーロドルは1.35台前半から1.36台前半、ポンドドルは1.49台前半から1.50台前半まで切り返し、ロンドン市場での下げをほぼ回復した。クロス円もほぼ同様の展開だった。ユーロ円は121円台半ばから122円台半ば、ポンド円は134円付近から135円台前半まで反発した。資源国通貨は欧州通貨を凌ぐペースで買い戻され、豪ドル円は81円台前半から82円台前半、カナダ円は87円付近から87円台後半まで上昇した。ダウ平均が一時50ドル超上昇、これに反応して原油先物が一時プラスに転じるなどリスク回避色の緩和が短期筋のポジション調整を誘発した。 ◆ドル円下げ渋る、クロス円買い戻しで ドル円は当初、89円台後半で揉み合いとなったが、終盤には一時90円台に乗せた。テクニカル的には89円台半ばの10日移動平均線がサポートとして機能した形。クロス円の上昇がドル円を押し上げる原動力となった。ただ、NY市場での値幅は約30銭と小さい。欧州通貨や資源国通貨を通じたドル安とクロス円を通じた円安に挟まれ、ドル円は方向感を見出し難い展開だった。エバンス・シカゴ連銀総裁の講演、米3年債入札(400億ドル)など米国関連のイベントは手掛かりにならなかった。エバンス総裁は労働市場の脆弱性を指摘、当面は金融緩和策を続けることが妥当との見方を示している。 (Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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