top-image

Tag archives for Fomc

米FOMC議事録:国債再投資以外の追加刺激策の必要性を指摘
-FOMC委員、景気見通しで意見割れる- 【2010年9月1日(水)】 - 前日(8月31日)公表されたFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)議事録(8月10日開催分)で、複数の委員が、景気見通しが著しく悪化した場合には、長期国債への再投資といった小規模な景気刺激策以外に、新たな対策を検討する必要性を指摘していることが分かった。
【NY市場】リスク回避が先行、ドル円一時83円台に
31日のNY市場は、リスク回避ムードが支配的だった。序盤からスイス買いが先行したほか、取引終盤にかけてはドル円が83円台へと下落する場面もあった。 序盤は米経済指標が強弱まちまちだったことで方向性に欠ける取引が中心。6月の米S&Pケースシラー住宅価格が前年比4.23%上昇と市場予想を上回る伸びだったことが好感された。一方、8月のシカゴPMIは56.7と前回62.3より大幅に落ち込んだ。8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は53.5と予想を上回る伸びだったものの、現況指数は雇用の悪化を背景に2月来の低水準に留まった。米株は下げて始まったもののプラス・マイナスを行き交う神経質な動きだった。そのような不安定な動きのなかでスイスフランが堅調だった。ユーロスイスは1.2850レベルと最安値を更新した。ドル円は84円台前半での神経質な取引から84円割れとなり、終盤には83.83レベルへと下値を広げた。ただ、米株動向に連動する形で84円台前半へと戻している。クロス円も同様に振幅。ユーロ円はNY序盤に107円台後半まで買われたが、取引終盤にかけては106円前半まで反落した。ユーロドルは1.26台後半から1.27台前半での往来相場だった。原油先物が軟調だったことなどで、資源国通貨には売り圧力がみられた。カナダ円は78円台半ばまで下げる場面があった。スイス買い・資源国通貨売りの傾向がみられ、株式市場の持ち直しも為替市場ではリスク回避ムードが先行していた。 ◆FOMC議事録では国債購入に関する様々な意見が 8月10日に開催されたFOMC議事録が公表された。経済情勢に関しては慎重な言い回しが目立った。今年下期の経済成長は予想を下回る見込み、雇用市場は予想よりも悪いと認識、米経済は予想された潜在能力を下回って推移、成長は短期的により緩やかになる見込み。など。唯一、多くのメンバーが住宅価格の低下は終わった公算、との認識を示したことが回復の兆候だった。 今回の議事録で注目されたのが国債購入に関する議論だった。多くのメンバーが償還金の再投資は長期国債で行なうことがより適切で償還金の再投資で状況が変化すればMBSも妥当になりえる、との見方を示している。ただ、複数のメンバーは、再投資の経済的な影響はきわめて小さい、とその実効性に疑問を呈していた。さらに、一部のメンバーは、投資家に不適切な合図となることを懸念している。また、この措置が出口戦略を複雑化することで将来的には逆効果となりかねない、との意見もあった模様。 (Klugシニアアナリスト 松木秀明)
【NY市場】株価急反発で円安、FRB議長発言が話題
27日のNY市場は円安が進んだ。きょうはバーナンキFRB議長の講演が話題となった。議長はカンザスシティ連銀主催の会合で景気を下支えするため、追加緩和の用意があることを表明した。講演が伝わると、景気の先行き不透明感で株安・円高に振れたが、金融緩和期待で米国株が上げに転じると、円安方向に反転した。この日発表された第2四半期の米GDP・改定値が予想ほど落ち込まなかったこともリスク投資に対する安心感を与えていた。株価上昇に伴い、ドル円は84円台前半から85円台半ば、ユーロ円は107円台前半から108円台後半、ポンド円は130円台半ばから132円台半ばまで上昇した。なお、28日付の日経新聞・電子版は、日銀が週明けにも臨時会合を開き、追加緩和を決めることで最終調整に入ったと報じている。 ◆FRB議長、必要なら追加緩和 きょうはバーナンキFRB議長が景気見通しが悪化すれば、追加刺激策の用意があると表明している。議長は景気回復ペースがやや減速、経済見通しは不確かと、景気に対して慎重な姿勢を示していた。ただ、実際に追加緩和に踏み切るとは明言していない。講演直後は株安、円高に振れたが、市場では想定範囲内の内容とも受け止められ、リスク回避の流れは持続しなかった。今月10日のFOMCでは景気判断の引き下げと償還債券の再投資が決定され、市場はネガティブな反応を示したが、今回の講演は市場を混乱させることなく、逆に安心感を与える形となっていた。 (Klugアナリスト 鈴木崇浩)
後場: 日銀は無回答プレイ中 ・ マーケットは放置プレイ中
8月にはFOMCを控えているから FOMC次第では、なにをやっても無効になるからと 日銀は金融政策決定会合(9~10日)で無回答だった。 しかし、FOMCを受けても無回答。 そして現在、9月3日発表の8月米雇用統計が悪化していると それ次第では、なにをやっても無効になるからということなのか... (雇用統計の悪化でドル売り(円高)を懸念、等々) 本日予定されていた菅首相と白川日銀総裁
【ロンドン市場】緊急会見は期待外れ、往って来い
12日のロンドン市場は野田財務相の緊急会見がテーマだった。緊急会見の開催が報じられると、財務相が円高是正で強いメッセージを発信するとの見方が浮上。ドル円は85円台前半から85円台後半、ユーロ円は110円付近から110円台後半、豪ドル円は76円台半ばから77円台前半まで上昇した。ただ、実際の財務相会見はこれまでの焼き直しに近い内容だった。財務相は、円高対応で諸外国と実務者レベルの協議を行っていることを明らかにしたが、現時点でG7の電話会談やそれに準じるものを行う予定はないと述べていた。発言後、ドル円は85円台前半、ユーロ円は109円台前半、豪ドル円は76円台前半まで反落している。 ◆欧州通貨下落、潮目に変化も きょうはドル円以外でドル買いが優勢だった。特に欧州通貨でのドル買いが目立った。ユーロドルは7月23日以来となる1.28割れ、ポンドドルは7月30日以来となる1.56割れを記録した。市場では明日発表されるユーロ圏の第2四半期GDPを警戒する声が出ていたほか、きのう発表されたハト派寄りの英インフレ報告を蒸し返す声も出ていた。2ヶ月間に渡って続いたドル安相場もFOMCを通過したことで潮目に変化が生じているようだ。今週に入ってドイツ債と周辺国(ギリシャ、アイルランドなど)の利回り格差が拡大に転じていることも気がかり。欧州のソブリンリスクが再び注目される日も近いのかもしれない。 (Klugアナリスト 鈴木崇浩)
bottom-img