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先週発表された米経済指標をみると・・・
2月のISM製造業景気指数は下振れ
ISM非製造業総合指数は上振れ
ADP全米雇用報告は予想通りの減少(1月は減少幅拡大へ修正)
1月の製造業新規受注はほぼ予想通りの伸び
中古住宅販売
3日のNY市場はユーロドルが値動きを主導した。午前の取引でユーロドルは100ポイント近く上昇。2月17日以来となる1.37台前半に乗せた。ロンドン市場で伝わったギリシャの追加財政再建策がユーロ買い要因とされた。ユーロドルの上昇に追随してポンドドルは1.50台前半から1.51台前半、豪ドル/ドルは0.90台前半から0.90台後半まで上昇した。一方、ドル円は88円台後半から88円台前半まで下押し、昨年12月以来の水準まで下げた。
◆ドル円軟調、経済指標・発言に反応薄
きょう発表されたADP雇用統計、ISM非製造業景気指数など一連の米経済指標は週末の雇用統計に期待を抱かせる内容だったが、ドル円はユーロドル主導のドル安に押され、低迷した。2月のADP雇用者数は前月比2万人減と市場予想と一致。減少幅は過去2年間で最小だったが、織り込み済みで反応は乏しかった。2月のISM非製造業景気指数が53.0と、市場予想を上回るとドル円は88円台半ばから88円台後半に持ち直したが、ユーロドル主導のドル安に押され、結局は88円台前半まで下押した。ベージュブック(米地区連銀経済報告)は、厳しい吹雪の中、9地区(前回は10地区)で経済活動が改善と指摘する一方、商業用不動産や建設活動の下振れを指摘するなどまちまち。為替市場の反応は限定的だった。地区別では南部アトランタと中西部セントルイスがまちまち、東部リッチモンドが吹雪で低調だったとしている。
◆クロス円、ドル相場に翻弄
クロス円はドル相場に翻弄された。ユーロドル主導でドル安が進むと、ユーロ円は121円付近から121円台後半、ポンド円は133円台半ばから134円付近、豪ドル円は80円台前半から80円台半ばまで上昇した。ただ、NY時間午後に入ってユーロドルが伸び悩むとクロス円は調整に転じ、ユーロ円は121円台前半、ポンド円は133円台半ば、豪ドル円は80円付近まで反落した。NY時間午後にダウ平均が下げに転じたこともクロス円を圧迫した。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)

