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株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します
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お知らせ
こちらの株日記が、月刊誌に掲載
20日前半のロンドン市場はドルの買い戻しが続いた。序盤は東京時間の流れを引き継いで、ドル売りも見られたものの、次第にユーロドルなどの上値が重くなり、売りが強まった。後半には米住宅建設大手の決算が振るわなかったこともあり、ドル買い戻しが加速。前日に引き続き、ポジション調整の雰囲気が強まっている。
◆ポンドの下げきつい 財政への懸念
欧州通貨や資源国通貨は軟調な動きを示す中、特にポンドの売りがきつく入っていた。対ユーロでも下落し、ユーロポンドは一時0.90台を回復している。OECDも前日の半期経済見通しで指摘していたが、英財政赤字への懸念が根強い。実際、前日発表になった10月の英公共部門ネット負債は114億ポンドと市場予想を上回る悪化を示し、10月単月としては93年の統計開始以来の悪化水準となっている。税収の落ち込みや社会保障費が影響したようだ。エリザベス女王の施政方針演説にも財政赤字の半減が盛り込まれるなど、英政府の危機感も強い。市場では超低金利政策の長期化とともに、AAAからの格下げリスクに対する懸念は根強い。日本も同様だが。
◆ドル円は膠着 慌てて買い戻す動きも無く
ドル円はドル買い戻しのサポートの一方で、クロス円が全滅しており、上値を抑えられ、89.00近辺での膠着した動きが続き、次第に手詰まり感も出てきている。ドル円に関してはショートポジションを組んでいるファンド勢が多いとも思われ、巻き返しも期待されるが、今のところはクロス円の下げが上値を抑えており、慌てて買い戻す動きまでは見られていない。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
19日前半のロンドン市場はドルの買い戻しが優勢となった。原油や金も軟調に推移する中、欧州通貨や資源国通貨はロングポジション解消の動きが強まっている。
特にリスク資産解消の動きを強める材料も見当たらない。ポジション調整と思われるが、米国は来週から感謝祭ウィークに入り、クリスマス商戦の前半がスタートするが、その前にポジションを整理し置きたいとの思惑もあるのかもしれない。11月末を決算期末にしているファンド勢も多い。
◆クロス円、21日線完全ブレイク
ユーロ円や豪ドル円といったクロス円は21日線を完全にブレイクしている。日本の投資家やモデル系も追随せざるをえなくなっているようだ。一方、ドル円はドル買い戻しのムードから下値はサポートされているものの、クロス円の下げがドル円を圧迫している。ただ、今週二度跳ね返している88.75の水準は何とかサポートされている。
◆OECD FRBとECBは10年末ごろまで金利据え置くと想定
OECDの経済見通しが発表されており、欧米の金利見通しについて、FRBとECBは10年末ごろまで金利据え置き、その後、FRBは11年末までに2.25%まで引き上げ、ECBは2%までの引き上げ想定している。英中銀については、2011年まで過去最低水準を維持すべきとしており、日銀に対しても、低金利維持と量的緩和でデフレと闘うべきと述べている。OECDは大半の加盟国は利上げで慎重な対応をすべきとしており、10年に入っても利上げは待つべきとしている。また、為替については、秩序なき為替相場の調整が起きるリスクは排除できないと警戒感を示している。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)

