2011年10月14日のマーケット予想

株:NYダウ続落
13日の米株式市場は、JPモルガン・チェースの第3四半期決算の純利益が前年同期比3.5%減となったことや、中国の9月貿易統計が軟調な結果となり、同国の成長が鈍化するとの懸念などが嫌気され、金融株を中心に下落して始まった。ただ、その後は、半導体やハイテク株などを中心に買い戻され、NYダウは続落となったものの、ハイテク株を中心とするナスダック総合指数はプラス圏を回復して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比40.72ドル安の11,478.13ドルで引けた。
本日の東京市場では、NYダウが下落したことや、為替市場で円高貴重となっており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,795円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。

為替:ユーロが下落
13日の外国為替市場では、中国の9月貿易統計が軟調な結果となり、同国の成長が鈍化するとの懸念が強まりリスク回避の動きが強まったことに加えて、ECBの月報でユーロ圏の国債について民間債権者に損失負担を強制すれば、ユーロの信認低下につながり、域内の銀行に悪影響を与える恐れがあると警告したことなどが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台後半、ユーロドルは1.37ドル台後半となっている。
本日は、米9月小売売上高(予想:前月比+0.6%)、10月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:60.1)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.20円となっている。

商品:NY原油続落
13日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比130万バレル増と市場予想を上回る積み増しとなったことや、中国の9月貿易統計で輸出入の伸び率が急減速し、同国のエネルギー需要の鈍化が懸念されたことが悪材料となり、続落となった。中心限月の11月限の終値は、前営業日比1.34ドル安の1バレル84.23ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に、売りが優勢となり、反落となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比14.10ドル安の1オンス1,668.50ドルで引けた。