2011年2月22日のマーケット予想

株:米株式市場休場
21日の米株式市場は、プレジデンツデーのため、休場となっている。欧州株式市場では、北アフリカリビアでの反政府デモが拡大したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが広がり、軟調に推移した。
本日の東京市場では、欧州株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。市場の予想レンジとしては10,700円−10,850円となっている。

為替:ユーロが下落
21日の外国為替市場では、中東情勢が緊迫化したことを受けて、リスク回避の動きが広がり、ユーロや豪ドルなどの資源国通貨が下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は83円近辺、ユーロドルは1.36ドル台半ばとなっている。
本日は、米12月S&Pケース・シラー住宅価格指数(前月比−0.5%)、2月消費者信頼感指数(予想:61.5)などの経済指標の発表が予定されている。また、中東、北アフリカで激化している反政府デモの動向にも注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては82.50−83.50円となっている。

商品:NY市場休場
21日の米商品市場は、プレジデンツデーのため、休場となっている。
なお、産油国リビアの反政府デモが拡大したことを受けて、NY原油の時間外取引では、一時3月限が前営業日比5.35ドル高の91.55ドルまで上伸。さらに、ロンドンの金塊相場も2ヶ月ぶりに1,400ドル台を回復するなど、堅調に推移している。