凶×2

  おみくじとか占いの類いは、なるべく良いときだけ信じるようにしています。悪い結果が出たときは、「慎重に行動をするように」という、何かのお告げだと単純に割り切ります。
  テレビ朝日の「お願いランキング」では、毎日、その日の運勢を振り返る「答えあわせうらないい」をやっていますが、あれは面白いですね。ぴたりと当たっている日もあれば、全く外れている日もあります。占いなんて所詮はその程度なんだなと気付かせてくれる、いいきっかけですね。
  そんな風に思っていたのですが、先日、浅草の浅草寺でおみくじを引いて「凶」だったので、かなりへこみました。というのも、私は浅草寺で「大吉」しか引いたことがありませんでしたから。
  しかも、正月に自宅近所の毎年初詣に訪れる神社で引いたおみくじも「凶」だったのです。私はこの神社で以前、凶を引いたときに、腕を骨折したことがあります。あまり気にしないつもりですが、何となく嫌なものが頭の片隅に残っていました。
  リベンジをと思って、験担ぎに浅草寺でおみくじを引いたのですが、リベンジどころか見事に返り討ちに合ってしまいました。さすがに立て続けに2回も凶を引くと、嫌ですね。「小吉」とか「末吉」とか中途半端なものがたくさんある中で、凶を連続2回ですよ。ある意味、すごいですよね。もしかすると何か持っているのかもしれません。
  年初から強調しているように今年2012年は、激動が予想される年なので、できる限り、平穏に過ごしたい、という思いがあります。このような年に凶ばかり引くのは、やはり予想通りに何かが起きる可能性が高いということでしょうか? それともそれとは別に身に危険があるから自重せよというお告げなのでしょうか?
  私の場合、朝のフジテレビの「めざましうらない」を見ると、必ずといっていいほど、悪い運勢とめぐり合わせるというジンクスもあり、じゃあ実際にひどいことばかり起こったかというと必ずしもそうでもなく、今回も、その程度かなと思っていたりもします。
  本当に運気が落ちているときは、負のスパイラルに陥りますからね。悪運が悪運を呼び、やることなすことうまくいかなくなり、完全に自信を喪失してしまいます。
  さすがに目に見えて悪運に見舞われているとは思えず、むしろ、最近よくお話ししている通り、昨年来、大掃除、身辺のリストラを進めて身軽になり、徐々に英気も養われています。かかりつけの医師の処方する漢方薬で非常にシャープな状態ですし、たまたま受けた区の歯科検診で虫歯が見つかり、治療と歯石除去などで口腔内の清潔も回復されつつあります。
  唯一気掛かりは、トレードがねぇ。年初来、日経先物もドル・円も、すっきりできるトレードができません。でもこればかりは何とかしようにも、相場が動いてくれない限り、自分ではいかんともしようがありません。唯一できることと言えば、地道に相場分析をし、チャンスを逃さないことですかね。
  今のところ、身の回りに、凶を2回も引くような、悪い事情は見当たらないのですが、ある時期にいろんなことが押し寄せてくるのでしょうか? 今のところは、可能な限り、起こり得るリスクはヘッジしているつもりですが、思わぬ落とし穴があるのかもしれません。
  あまり細かく考えすぎると、逆にそれこそ、マイナス思考に完全に取りつかれてしまい、行動にも影響しそうなので、「なるようになるさ」と割り切って、乗り越えていきたいと思っています。
  しかし、もう一度、どこかでおみくじを引いて、連敗を止めたいのですが、きっかけがないので困っています。3度目の凶を引くよりはましか(笑)。