分かったこと



  ダイエットを続けてかれこれ8カ月。今まで、ダイエットをしてはリバウンドという悪循環だったので、異例の長続きと言えるでしょう。ダイエットの期間もさることながら、1年前の同時期と比べて、ほぼ10キロの減量なので、いまだかつてない体重減少でもあります。
  画像は昨年11月の健康診断結果ですが、5月時点と比べ、8.9キロ下がっています。5月はちょうどダイエットを始めたのがちょうどこのころで、健康診断の時点で、すでにピークから3キロほど痩せています。
  11月の健康診断は、ブログでご案内の通り、北海道旅行で派手に飲み食いした直後であり、あの時期にこの低体重を維持しているのは、自分でも驚異的だと思います。セルフコントロールがきくようになっていることを実感しますね。健診会場で体重を計量してくれた、女性からまじで「どうやって体重を減らしたんですか?」と聞かれてしまいました。
  現在は、正月でやや食べる量が多くなりましたが、61キロから59.8キロぐらいの間をうろうろしています。目立ったリバウンドもなく、この体重が定着してきましたね。実にいい傾向だと思っています。
  しかし、ここまでの道のりは決して夏場は気温が高いので、基礎代謝が低下し、なかなか体重が減らず、月に1キロとか1.5キロといったペースでしか下がらず、しかも68キロとか65キロといったところが壁になった時期もありましたね。粘り強く、節制を積み重ねて、壁を破りました。
  65キロを切ったあたりから、体重が減るペースが早くなり、ほとんど障害なく、一気に60キロ割れまでいきましたが、さすがに60キロを切ると、空腹感よりも飢餓感を感じるので、60キロを切るか切らないかのところで維持するようにしています。
  理想は58.5キロで、60キロアンダーを目指したいのですが、ここは時間をかけて取り組もうと思っています。何しろ、先日も書きましたが、10キロ減量=その分だけ脂肪が除去された、ということなので、重いコートやジャケットを何枚も脱いだに等しく、冬場は寒さが骨身にしみます。よりによって今年は寒さが厳しいので、なおさらです。
  最近は、服を買いに行くと、国内ブランドのものは、ジャケットもインナーも、ボトムスもだいたい、体にフィットする、スリム仕様になっていますね。
  私は学生時代、米国で過ごしたので、米国流のカジュアルの影響を受けており、どちらかというと、だらーっとしたタイプの服を着ていたのですが、米国のメーカーのものは、フォーマルにせよ、カジュアルにせよ、腰回りがくびれてなく、寸胴タイプが基本なので、ダサいこと、ダサいこと。ついこの間まで、その影響を受けていた自分自身に対して、自己嫌悪してしまいます。
  米国人は、20代前半から、すでに中年太りのような体形になる人が多いので、横に広がったシャツと、だぼだぼのパンツという、ああいう服のスタイルになってしまうのでしょう。日本でも肥満とかメタボとかが問題視されていますが、あれと比べるとはるかに健全です。
  最近は日本向けなのかもしれませんが、ギャップやバナナリパブリックをはじめ、LLBEAN、エディー・バウアーといった、ディープな米国スタイルのブランドまで、スリム仕様の服を置いていますね。まあ、米国仕様のままでは売れないでしょう。
  正直、ダイエット前までは、スリムフィットの服は着るのがつらかったし、特にボトムスは腹が出て、ベルトの穴とかを緩めにしておかなければつらかったのですが、今では何の苦もなく着られるようになりました。
  ちょっと困っているのが、ジーンズとかチノパンのサイズ選びですね。リバウンドを想定して、大きめのものを選ぶのか、それとも今の体形に合わせるのか、結構、切実です。特にチノパンは、痩せて腰回りがだぶつきやすいので本当に悩ましいです。
  それと、痩せてみて気づいたのは、靴のサイズも小さくなることですね。26.5センチだったのが、25センチで間に合います。実はこれが一番困るんですよね。以前の靴は完全にぶかぶかになってしまっています。ダイエットをやってみて初めて気づいたことでした。
  とりあえず、この厳しい冬を乗り越えれば、また一つの自信につながると思います。60キロアンダーで、60キロすれすれのところで維持できるよう、これから春、夏にかけて調整しようと考えています。