日経平均前場終値9455.06円

日経平均後場9492.2円で取引スタート。
日経平均前場ギャップダウンでスタート。その後は9410.42円まで下げ幅を広げる。

前場値動きの強い銘柄
4819 デジタルガレージ
6665 エルピーダメモリ
3843 フリービット
2432 ディーエヌエー
6269 三井海洋開発
9501 東京電力
2162 日本マニュファクチャリングサービス
6140 旭ダイヤモンド
8750 第一生命

前場ストップ高つけた銘柄
5234 デイ・シイ
1711 省電舎
2158 UBIC
2405 FUJIKOH
2195 アミタホールディングス
3350 フォンツ・ホールディングス
4240 クラスターテクノロジー

前場ストップ安つけた銘柄
4798 エル・シー・エーホールディングス
5721 エス・サイエンス
8836 RISE


日経平均始値9590.38円

外国人売買動向
買い 46700000株
売り 19900000株
差引き 26800000株買い越し

日経平均先物前日比マイナス50円の9480円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反落。

デイトレード値動き注目銘柄
6502 東芝
6378 木村化工機
6255 エヌ・ピー・シー
2766 日本風力開発
6890 フェローテック
3843 フリービット
3116 トヨタ紡織
5423 東京製鐵
4819 デジタルガレージ
6269 三井海洋開発
3843 フリービット
7613 シークス


2011年3月23日のマーケット予想

株:NYダウ反落
22日の米株式市場は、前日までの上昇基調の反動で利食い売りが優勢の展開となった。ただ、日本の原発事故への対策が進んでいることなどを受けて、安値を拾う動きもみられるなど、売り買いが交錯する中で、前日終値近辺で揉み合う展開となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.90ドル安の12,018.63ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が反落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.545円となっており、市場の予想レンジとしては9,450円−9,650円となっている。

為替:小幅な値動き
22日の外国為替市場では、注目される経済指標の発表がないなど、取引材料に乏しかったことに加えて、先週実施された円売り協調介入への警戒感が強かったことなどから、動きづらい展開となり、ドル円は81円を挟んだ値動きとなるなど、小幅な値動きに終始した。NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル近辺となっている。
本日は、英中銀議事録公表やバーナンキFRB議長の議会証言などが予定されており、市場の注目が集まっている。経済指標の発表では、米2月新築住宅販売件数(予想:29.0万戸)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY原油続伸
22日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、ガダフィ大佐は反政府勢力への激しい武力弾圧を続行しており、先行き不透明感が依然として根強いことに加えて、イエメンでも反体制デモが活発化したとの報道を受けて、中東・アフリカ情勢の懸念が高まり、続伸して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.67ドル高の1バレル104.00ドルで引けた。
NY金先物取引では、日本の原発事故への対策が進んだことから、リスク回避の動きが後退したことに加えて、前日までの上昇基調の反動で利食い売りが優勢となり、下落して始まった。ただ、中東・アフリカ情勢の不透明感が増し、NY原油が急騰したことから、金も原油に連れる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比1.20ドル高の1オンス1,427.60ドルで引けた。     

                                                                                          

巨大地震の経済的影響をどう考えるか(小峰隆夫のワンクラス上の日本経済論)

 2011年3月11日に東日本沿岸地域を襲った巨大地震と大津波は、今後日本経済全体に大きな影響を及ぼすことになる。日本経済を襲った戦後最大級の経済的ショックである。その全容はこれから現れてくることになるのだが、ここでは、1995年の阪神・淡路大震災の経験なども踏まえて、影響の及ぶ経路や順番、必要となる対応などについて、現段階で考えられる範囲のことを述べてみたい。  なお、以下では人命、負傷など人間そのものへの被害については触れない。これは、「経済的に重要ではないから」ではなく、「経済的影響という次元を超えた大きな問題だから」である。  今回のような大災害の影響を考える時重要なことは、「フローとストック」「短期と長期」の区別である。

東日本大震災の被害に遭われた皆様へ(担当記者が教える! 今週の日経ビジネスはこう読め!)

 東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。愛する方々を失った皆様に心よりお悔やみ申し上げます。安否の分からない方々のご無事をお祈りするとともに、被災されて不自由な生活を余儀なくされている方々に、一日も早く平穏な生活が戻ってくることを願います。そのためにも、我々は報道機関として全力を尽くしていきます。  現時点で危機を脱しているわけではありません。現場では懸命の救出作業が続き、支援物資や支援の手も不足しています。産業への影響は甚大で、日本経済への打撃も計り知れません。  しかし、日本はこの試練を乗り越えて、立ち上がっていかなければなりません。我々一人ひとりに何ができるのか。

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