「日本でできることは限られている」(坂田亮太郎のチャイナ★スナップ)

 そこにいるのは、テレビの画面越しでいつも見ている格好いいナカタではなかった。大地震と大津波そして原子力発電所の事故と、次々と新しい危機が押し寄せている日本の窮状を訴える1人の人間だった。中田英寿氏は3月15日の午後2時(日本時間の午後3時)から2時間余り、中国メディアからのインタビューを受け続けた。  中田氏が中国の人々に何を話したのかを書く前に、彼がなぜ今、北京で、中国のメディアに登場したのか。その経緯を説明する。 テレビでも新聞でもなくネットで  大地震が発生した3月11日の金曜日、中田氏は香港でチャリティー機関が主催したイベントに出席していた。日本で地震が起きたことを知りすぐに帰国しようとしたが、日本への飛行機が飛ばない。

日経平均始値8767.20円

外国人売買動向
買い 51900000株
売り 31200000株
差引き 20700000株買い越し

NYダウ 11,855.42 -137.74
ナスダック 2,667.33 -33.64
NY原油 97.18 -4.01

日経平均先物前日日プラス410円の9050円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は続落。

デイトレード値動き注目銘柄
2766 日本風力開発
6976 太陽誘電
4825 ウェザーニューズ
4751 サイバーエージェント
1867 植木組
1899 福田組
2413 エムスリー
4819 デジタルガレージ
6460 セガサミーホールディングス
9697 カプコン
4819 ACCESS
3632 グリー
3092 スタートトゥデイ
8136 サンリオ
6728 アルバック


2011年3月16日のマーケット予想

株:NYダウ続落
15日の米株式市場は、日本で発生した大地震による深刻な被害が明らかとなり、福島の原子力発電所の事故が深刻化したことなどを受けて、投資家の不安心理が一段と強まり、日経平均を始め各国の株式市場が急落する展開となり、NYダウも一時300ドル近く値を下げた。ただ、午後に入り、米連邦公開市場委員会(FOMC)が景気判断を上方修正したことなどから、下げ幅を縮小し、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比137.74ドル安の11,855.42ドルで引けた。
本日の東京市場では、シカゴ先物市場の日経平均先物は8,945円となっており、前日の大幅下落の反動による買い戻しの動きが見込まれることが、プラス材料になるとみられている。ただ、為替市場で円高が進行していること、福島原子力発電所で火災が発生するなど、原発事故の深刻化が警戒されており、その動向には注意する必要がある。市場の予想レンジとしては9,000円−8,500円となっている。

為替:円が買われる
15日の外国為替市場では、日本で発生した大地震の影響を受けて、世界的な株安、商品安が進行し、海外投資家を中心に円キャリートレードの巻き戻しが起こったことや、日本の企業が海外から資金を取り戻すレパトリの動きが活発化したことなどから、円が主要通貨に対して上昇する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.40ドル近辺となっている。
本日も、前日に引き続き、日本の原発事故や大震災による経済への影響などに注意する必要がある。また、市場では、「日銀による円売り介入」観測も強まっており、その動向に注目が集まっている。経済指標の発表では、英1月失業率(予想:4.5%)、米生産者物価指数(予想:前月比+0.7%)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−81.50円となっている。
 
商品:NY金急落
15日のNY原油先物取引は、国際エネルギー機関が2011年の原油需要見通しを日量144万バレル増加するとしたものの、先月時点からは下方修正したことに加えて、世界的な株安に連れて売りが殺到し、急落する展開となった。モ鎮圧のためバーレーン入りしたと伝えられたことなどを背景に、値を戻す展開となり、中心限月の4月限の終値は、前日比4.01ドル安の1バレル97.18ドルで引けた。
NY金先物取引では、株式や原油価格が急落するなど、リスク回避の動きが加速し、投資を縮小して資金を確保する動きが広がったことから、金も手仕舞い売りが優勢となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比32.10ドル安の1オンス1,392.80ドルで引けた。      

                                                                                          

ホンダ2輪、空洞化との苦闘(時事深層)

国内2輪車市場の縮小が止まらない。その中で最大手のホンダが海外生産車の輸入を加速。空洞化が進む中、市場を反転させることができるか。 「CBR250R」の生産が始まったホンダのタイの現地工場  生産ライン上で精緻にバイクが組み立てられていく——。  2輪車世界最大手のホンダが18日に国内で発売する「CBR250R」は、車体こそ大きくないが、レース車を彷彿させる本格的なスポーツバイクだ。軽量ながら高強度の車体フレームを使い、世界最高水準の日本の排ガス規制にも対応。2輪車としては先進技術である、横滑り防止用のABSも搭載する。  1つだけ、これまでのホンダのスポーツバイクとは異なる、大きな特徴がある。

2011年3月15日のマーケット予想

株:NYダウ続落
14日の米株式市場は、日本で発生した大地震の被害状況が徐々に明らかとなる中、自動車などの企業で操業を停止する動きが広がったことや、原発事故がもたらす影響に対する懸念などから、日本や世界経済の先行き停滞への懸念が高まり、リスク資産である株を手放す動きが強まった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比51.24ドル安の11,993.16ドルで引けた。
本日の東京市場では、前日に引き続き、日本の大震災による景気の悪化が懸念されること、福島原発事故の深刻化などが懸念され、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,375円となっており、市場の予想レンジとしては9,550円−9,300円となっている。

為替:円が買われる
14日の外国為替市場では、保険会社など日本企業の間で、大地震発生による保険金支払いや復興コストなどを目的としたレパトリが広がり、ドルなどに対して円が上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は81円台半ば、ユーロドルは1.39ドル台後半となっている。
本日は、RBA理事会議事録の公表とFOMCの動向に注目が集まっている。経済指標の発表では、3月ZEW景況感指数(予想:15.7)、3月NY州製造業景況指数(予想:16.75)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.00−82.50円となっている。

商品:NY金続伸
14日のNY原油先物取引は、日本で発生した大地震の影響で、鉄鋼所や自動車などの工場が相次いで生産を中止したことを受けて、エネルギー需要が減退するとの懸念から、一時98.47ドルを付けた。しかし、内戦状態に陥っているリビアの紛争が激化していること、サウジアラビアを主体とした部隊が反政府デモ鎮圧のためバーレーン入りしたと伝えられたことなどを背景に、値を戻す展開となり、中心限月の4月限の終値は、前日比0.03ドル高の1バレル101.19ドルで引けた。
NY金先物取引では、中途情勢の混迷や日本を襲った大地震や原発事故などを背景に、リスク回避の買いが強まり、続伸して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比3.10ドル安の1オンス1,424.90ドルで引けた。      

                                                                                          

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