あまりにも地合いが悪すぎます。今週は重要イベントのオンパレード。突発的に噴き上げることはあるかもしれませんが、長く引っ張るべきかどうか状況に応じて対応しなければなりません。逆に暴落の可能性も大アリです。
先物のポイントは9600-9700-9820です。このラインさえしっかり認識していれば、振り回されることはありません。下は底無しです。75日線から逃げ切れなければ、当然、ネタにされるでしょうし、2月14日直前のポイントである8880を見ておきましょう。
金曜日の日中のドル・円の動きはちょっとおかしいですね。これが何を意味するかは、少しずつヒントが出ると思うので、慎重に読み解いていかなければなりません。この辺、丁寧なウォッチをしていないと、足元をすくわれかねません。
今週、はっきりした方向性が打ち出せないなら、連休中、あるいは連休明けに大きく動く可能性があります。とにかくフランス大統領選は要注目です。決選投票は5月6日。現時点でサルコジ敗色濃厚ですが、もし敗北の場合、これまで積み上げてきたユーロ圏の粉飾決算の努力が崩壊する可能性があります。
韓国総選挙とは違い、民衆の良識が示される可能性があります。そうなれば、欧米の崩壊は早まる可能性があります。欧米の言うがままに国富をつぎ込む状況が少しはましになるかもしれません。
基本的には、諦めモードでいいのではないでしょうか。下手に触ると、ひどい目に遭わされる可能性が大です。