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為替介入の日、お台場・・・

  何気なく、YouTubeをぶらついていたら、行けなかった8月4日のmoumoonのお台場合衆国「めざましライブ」の映像を発見してしまいました!! いやぁ、盛り上がったんですね。このライブ観たら幸せな気分になれたんだろうなぁと。でも、よくぞこの映像をアップしてくれました、と感謝しきりです。
  先般、ご紹介しようとして、著作権侵害で削除された、WOWOWが放映した、中野サンプラザだかのコンサート映像とくらべるとややパワーダウンですが、ライブのくだけた感じのいい映像です。

  8月4日は仕事の都合で、午後イチにアポイントが入ってしまったんですよね。 ライブは11時開演で、12時前には終わる予定で、無理すれば行けなくはなかったのですが、ゆりかもめは時間がかかるし、お台場からタクシーだと時間が読めないので、断念しました。
  朝から何となく、空がどんよりとしていて、「まあ、仕方ないか」と自分を納得させたのですが、このライブの映像を見ると、重い空気なんて簡単に吹っ飛んじゃいますよね。う~ん、やっぱり行っとけばよかった・・・。間違いなく運気上がりましたよね。


  ちなみに皆さんは覚えておられますかね、8月4日は為替介入が行われた日でもあります。その1週間ぐらい前から1ドル=70円台にずっぽりはまってしまい、「介入はいつか」「いつか」と緊迫した状態が続いていました。
  私はFXは1円50銭幅ほど取れましたが、先物は自信を持って引っ張れず、大した値幅を稼げず、後味の非常に悪い結果だったと記憶しています。
  日々のこまごまとしたビジネスや、金融市場とかかわっていると、確実に心身に悪影響を及ぼします。たまには、命の洗濯、心の洗濯をしないといけません。これからは、優先度を「moumoon(その他の楽しいイベント)>仕事」「moumoon(その他の楽しいイベント)>トレード」にすることにします。

cool!



  こんなのアップしても大丈夫っていうくらいのすごい映像ですね。間違いなく著作権法違反でしょう(苦笑)。でも、とってもいいので、削除されないうちに、ご紹介しておきます。
  moumoon。やっぱりツボです。軽快だし、なんか、かっこいいですよね。夏にフジテレビの「お台場合衆国」のライブのチケットを買ったのですが、都合があって行けなくて、残念だったのですが、この映像を見て元気づけられました。
  資生堂のコマーシャルで、よく流れていましたが、武井咲さんて正直、あまり好きではないので(演技とかしゃべり方が何かうざくないですか?)、イメージ的にあまりテンション上がらなかったのですが、このライブ映像を見て、火が付きました。iTunesで遅ればせながらDLしようかなと。でも、ライブの熱気と比べると、迫力不足でしょうね。



  秋なので、今の季節こちらもいいですね。それほど曲をたくさん出しているわけではないですが、ピンポイントで、印象的な曲が出てきます。
  次の新曲はいつなのか分かりませんが、楽しみに待ちたいですね。 

バビロン・システム



  先日、映画「インサイド・ジョブ」を紹介しました。現在の金融システムは、まさにponzi scheme=ねずみ講そのものであるという鋭い視点から描かれた作品ですが、キューバ革命の闘士チェ・ゲバラや、レゲエの神様ボブ・マーリーは半世紀以上も前から、強い者が弱い者から搾取する仕組みを見破り、これが“Babylon System”だと訴え続けていたのです。
  ボブ・マーリーの「Babylon System」という曲は「No Woman No Cry」、「I Shot the Sheriff」、「One Love」といった代表的作品と比べるとマイナーですが、彼の思想を体現した、名曲中の名曲で、体制を支配する側にとっては、非常に都合の悪い、刺激的な音楽です。
  歌詞には、「バビロン・システムは吸血鬼、子供や苦しんでいる人の血を吸って、教会や大学を建てる。人々をだまし続けながら・・・」(拙訳)と、ものすごい内容が含まれ、「子供たちに真実を教えよ」が曲のクライマックスです。
  資本主義は、持てる者と持たざる者の間に大きな格差や不公平を生みだしました(そしてそれは現在進行形であります)が、共産主義や社会民主主義は、カネやモノではなく、たとえば共産党書記長といった地位や権威、権力を持つか持たないかで人が差別されるようになりました。
  また、ボブ・マーリーが訴え続けた、「アフリカ解放」は実現されたものの、逆に貧困や独裁、内戦を誘引し、苦しむ人々を多数生みだした側面もあります。
  ある人が「資本主義と共産主義のどちらを選ぶかは、ヤクザの親分につくか貧乏人のリーダーのごろつきにつくかの違いだ」という名言をはきましたが、私たちは、資本主義的な考え方と、共産主義的な考え方の間で揺れているのだろうと思います。今の資本主義は明らかにおかしいと思う一方で、陰気くさい共産主義を選ぶのはどんなものか。
  ボブ・マーリーは人間の解放を求め、“We are what we are”(おれたちは自分らしくいたいだけなんだ)と歌いましたが、人よりいい生活をしたい、いい地位を得たい、お金がほしいという、あさましい考え方をするのもやはり私たち人間なわけです。
  求められるのは、やはりバランスでしょうか。ボブ・マーリーの曲を聴くと、彼はリバタリアン的な考え方を持っているんだなという気もしますね。