下げるべき時にきちんと下げないのが今回の下落局面の最大のネックとなっている。
普通なら下落から戻り局面に転換する時に、買い玉を投げさせてけじめをつける動きがあるが、今回はまったくそれが見られない。要するに下値の落としどころが見つけられないから、だましだましやっているだけの話である。
もし本気で戻す気があるならば、明日あたりは7300円を奪還して、7600円に再チャレンジすべきである。そうすれば7800円台、ひいては8000円台への展望が開けてくるだろう。
常識で考えればそれはあり得ないが、最近の動きはすべて常識外れであるから、そういう動きがあっても別に驚きはしない。
ただ、素直な動きにならない以上は、買い方と行動を共にするわけにはいかない。常に下を意識して進んでいくしかあるまい。