ユーロの軟化が止まりません。下がったとはいっても、テンポは緩やかなのですが、欧州危機が再び本格的にクローズアップされれば、かなり危険な状況になります。
選挙結果でさえ自由に操れる人たちでしょうから、抜かりはないとは思いますが、フランス大統領選はサルコジ大統領再選がもし絶望となったら、急速にユーロ崩壊が進む可能性があります。
次の4月22日に第1回投票、5月6日に決選投票が行われるスケジュールです。事前の世論調査では、ライバルの野党社会党のオランド候補が1回目に接戦で1位、決戦ではサルコジ氏を10ポイント近く引き離して勝つ可能性があるとしています。
ストロスカーンスキャンダルを仕掛けてまで、再選を狙おうとしたわけですが、もし、再選できなければ、悪は滅びるの典型ですね。
フランスで悪の牙城が崩れたら、先の総選挙で与党を勝たせてしまった韓国はわざわざ悲劇を選んでしまったことになりますね。