もう慣れっこになってしまいましたが、レンジ相場と対峙していると、時々、方向感を見失ったり、疑心暗鬼になるのでやりづらいですね。で、まあいいやと思って、傍観していて、絶好のエントリーポイントを逃すと、非常に嫌な気分になってしまうという・・・。
先月の9000円台乗せは正直、やられたと思いました。ドル・円の為替介入を狙っていたのですが、なかなか当局が動いてくれず、先物は嫌みなくらい強気で、「このまま介入がなかったらどうしよう」と落ち込んだ時期もありました。
これはトレーダーの宿命なんでしょうねぇ。結構、早い段階から先読みしてエントリーすることが多いので、不安な時間がどうしても長くなってしまいます。満を持してエントリーするはずですが、思惑と逆の方向に値が動いたりなんかすると、ちょっと動揺なんかしたりして。
それとレンジ相場が怖いのは、時々、レンジを外れたりするんですけど、感覚が鈍って、新しい値動きに対応できないことです。私の場合は、9000円乗せのときは、まさにそれでした。怖くて乗れないんですよね。
日々、トレードの技術、ファンダメンタルの知識を向上させるだけでなく、精神面の鍛錬も必要なのだと言うことを考えさせられます。