10月4週目に向けての相場解説と戦略

  今週は月曜日の夕方から動意づいて、その後、週末にかけて上昇。最後の最後に米国市場でNYダウが200ドル超の値幅を伴って下落。シカゴ日経先物は8860で返ってきました。   私は崩れそうな兆候を察知して、昨日午前にドル・円、日経225先物ともにロングポジションを解消しましたが、高値圏でしつこく推移したため、出口の見極められなかった人も相当多かったことでしょう。私自身、あるきっかけがあれば、さらに上に行く可能性は捨てきれなかったので、ロング再エントリーする構えは崩しませんでした。   最近の相場の一筋縄ではいかない部分です。欲張らずに、そこそこの利益を上げて、どうやって「勝ち逃げ」するか、これに尽きます。   相場の動きがすべての答えであり、安易な思い込みや、期待、感情は排除しなければなりません。一瞬の判断ミスが命取りになるのです。   まあ、日経先物などはここまでわずか500円幅しか動いていないわけで、その中で、それなりに稼げたのであれば御の字とするべきでしょうね。   ドル・円は面白い状況です。実際のチャートを基に解説したいと思います。 20121020 usdjpy daily
20121020 nk225f daily