6月29日のポイント

  米国市場は底堅く推移。住宅価格指数、消費者信頼感指数など、それなりの重要指標の発表は相変らず、ひどい状態。ドルは対円で値を下げても、反発を繰り返している。IMF専務理事が選出されることもあって、あまり無茶な動きにはしないつもりなのだろうか。
  夜の日経先物の動きを見る限り、午後いったん死んだように見えたが、息を吹き返したとみられる。上昇を維持するならば、日足レベルの達成感をどこで感じ取れるのか。9800方向まで行ってもいいとは思うのだが。
  ただ、大暴落の可能性はいつも頭に入れておく必要がある。
 
9790 フィボナッチ61.8%戻し
9730 直近戻り高値
9710 6月28日高値
9690 
9670 フィボナッチ50%戻し
9660
9650
9630 
9600
9580 フィボナッチ38.2%戻し
9550
9520~9530
9430~9440
9360~9370 
9310 先週安値

念のため

  ドル・円は一見堅調だし、事実、底堅く推移しているのだが、下の方にいろんな仕掛けがあり、いつ値崩れしても不自然ではない状況。
  本日午後の日経先物の動きを見ても、かなり上値追いに抵抗感がある様子がうかがえる。安易に買うと、はしごを外される危険性も頭に入れておかねばならない。

傍観者

  この価格帯でこういう動きをするのはやめてほしいですね。節目の9630にしつこくからんでいるので、いったん上昇を終了してここ1週間の上げ相場に終止符を打って、調整モードという気もするし、一方で息を吹き返すのは非常に怖い。
  午後1時半前の1回目の9630タッチの際に売りそびれて、その後は傍観者。チャンスを逃しましたが、それが吉なのか凶なのかはわかりません。今日はこれにて終了だな。これは。

見せ板

  1000枚の板のオンパレードですねぇ。何を意味しているのか。やや買い圧力が後退したか。昨日までのように下げたところで盛り返すという力がなくなってますよね。
  その一方で9710は達成感のある水準かという疑問もある。植民地相場というのはわかっているが、米国はまだしも、欧州の顔色をうかがう必要はあるのか?

9670L→9690 +20

  上値重いっすね。寄り付きで買っちゃいましたが、正直やばいと思いました。もしかすると、いったん9660割って調整かも。余裕で9700超えると思ったんすけどね。
  おいしいところはギャップで持って行かれる。残り物で我慢のデイトレの悲しいところです。

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