金融引き締めで物価は下がらない(肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース)

 今から18年前の1993年10月7日、中国の政府系通信社である新華社は、香港の「明報」の席揚記者が逮捕されたと報じた。理由は、席氏が金融と経済にかかわる「国家機密」を大量に盗んだことだと伝えられていた。  新華社の報道は、席揚記者がどのような「国家機密」を盗んだかについては触れなかった。ただ、香港のマスコミによると、中国の中央銀行が外貨を購入するため保有している金を売却するとか、預金を引き付けるため預金金利を引き上げるなど、席氏が書いた経済政策に関する「独占記事」が、中国当局から疑われたのではないかとの見方が一般的だった。  この事件で、席氏は懲役12年の刑を言い渡された(1997年1月に釈放)。

日経平均始値9406.04円

外国人売買動向
買い 17500000株
売り 16600000株
差引き 900000株買い越し

NYダウ 12,381.26 -130.78
ナスダック 2,758.90 -44.42
NY原油 97.70 -1.79

日経平均先物前日比マイナス50円の9410円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は続落。

デイトレード値動き注目銘柄
4819 デジタルガレージ
6297 鉱研工業
1407 ウエストホールディングス
3858 ユビキタス
6662 ユビテック
6890 フェローテック
7725 インターアクション
7259 アイシン精機
2138 クルーズ
6460 セガサミーホールディングス
3092 スタートトゥデイ
8871 ゴールドクレスト
7613 シークス
2766 日本風力開発
6665 エルピーダメモリ
7606 ユナイテッドアローズ

日経平均始値9406.04円

外国人売買動向
買い 17500000株
売り 16600000株
差引き 900000株買い越し

NYダウ 12,381.26 -130.78
ナスダック 2,758.90 -44.42
NY原油 97.70 -1.79

日経平均先物前日比マイナス50円の9410円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は続落。

デイトレード値動き注目銘柄
4819 デジタルガレージ
6297 鉱研工業
1407 ウエストホールディングス
3858 ユビキタス
6662 ユビテック
6890 フェローテック
7725 インターアクション
7259 アイシン精機
2138 クルーズ
6460 セガサミーホールディングス
3092 スタートトゥデイ
8871 ゴールドクレスト
7613 シークス
2766 日本風力開発
6665 エルピーダメモリ
7606 ユナイテッドアローズ

2011年5月24日のマーケット予想

株:NYダウ続落
23日の米株式市場は、欧州や中国の製造業関連の指標が低調な結果となり、世界経済の先行きに不透明感が強まっていることや、欧州圏の債務危機に対する懸念が強まる中で、各国の株式市場が軟調に推移したことを背景に、米株式市場も終始軟調に推移した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比130.78ドル安の12,381.26ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,410円となっており、市場の予想レンジとしては9,350円−9,500円となっている。

為替:ユーロが下落
23日の外国為替市場では、格付け会社S&Pがイタリアの格付けを引き下げ方向で見直す方針を明らかにしたこと、スペイン地方選挙で与党が大敗したことで、現政権が進める財政緊縮策の先行きに対する懸念が強まったことを受けて、ユーロが主要通貨に対して下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は82円近辺、ユーロドルは1.40ドル台半ばとなっている。
本日は、独5月IFO景況指数(予想:110.2)、米4月新築住宅販売件数(予想:30.0万戸)などの経済指標の発表が予定されている。経済指標の発表は予定されていないことや、本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.50−82.50円となっている。

商品:NY原油反落
23日のNY原油先物取引は、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことや、欧州で製造業に関する指標が悪い内容だったことなどが嫌気され、急落する展開となった。中心限月の7月限の終値は、前営業日比2.40ドル安の1バレル97.70ドルで引けた。
NY金先物取引では、格付け会社S&Pがイタリアの格付けを引き下げ方向で見直す方針を明らかにするなど、欧州圏のソブリンリスクの高まりを背景に、安全資産としての金買いが継続し、続伸して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比6.50ドル高の1オンス1,515.40ドルで引けた。      

                                                                                          

今こそ、九州の潜在力を活用しよう(担当記者が教える! 今週の日経ビジネスはこう読め!)

 今週の『日経ビジネス』の特集は、「九州」です。  いまなぜ、「九州」なのか? それは日本の明日を占ううえで、地政学的にも、企業と地方社会の新しい取り組みの内容を見ても、「九州」がきわめて重要な「場」だからです。  明治34(1901)年、北九州で操業を始めた官営八幡製鉄所。この国の産業革命はここで始まり、様々な紆余曲折を経て、世界に冠たるモノ作り大国という今の姿に結実しました。その飛躍の舞台に八幡が選ばれたのは、背後の筑豊に眠る豊富な石炭の存在が大きいでしょう。  ただ、当時の政権中枢には別の狙いもありました。それは中国の存在です。  有史以来、「中国」は一貫して世界最大級の経済規模を有してきました。

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