先週末のシカゴ日経先物が８８６０で返ってきています。ギャップダウンでスタートしましたが、底堅さも感じられ、現時点では方向感を出すに至っていません。

　　今週は月曜日の夕方から動意づいて、その後、週末にかけて上昇。最後の最後に米国市場でＮＹダウが２００ドル超の値幅を伴って下落。シカゴ日経先物は８８６０で返ってきました。 　　私は崩れそうな兆候を察知して、昨日午前にドル・円、日経２２５先物ともにロングポジションを解消しましたが、高値圏でしつこく推移したため、出口の見極められなかった人も相当多かったことでしょう。私自身、あるきっかけがあれば、さらに上に行く可能性は捨てきれなかったので、ロング再エントリーする構えは崩しませんでした。 　　最近の相場の一筋縄ではいかない部分です。欲張らずに、そこそこの利益を上げて、どうやって「勝ち逃げ」するか、これに尽きます。 　　相場の動きがすべての答えであり、安易な思い込みや、期待、感情は排除しなければなりません。一瞬の判断ミスが命取りになるのです。 　　まあ、日経先物などはここまでわずか５００円幅しか動いていないわけで、その中で、それなりに稼げたのであれば御の字とするべきでしょうね。 　　ドル・円は面白い状況です。実際のチャートを基に解説したいと思います。

　　現在、１０月１５日午前９時１０分すぎです。日経は軟調。ドルはしつこく高止まりしています。今週は米国企業の決算発表が相次ぎ、通過後は、第４四半期、あるいは来年を見据えたポジションどりになります。

　　来週は米国が決算ラッシュ。現時点では、良かったり悪かったりとさまざまですが、すでにダウが高水準にあることや、欧州での景気悪化を考えると、たとえ、市場予想を上回る内容であっても、株価を維持する正当な理由にはなかなかなり得ない可能性があります。 　　やっかいな動きが続きますが、最低限、リスク管理をしておけば、それほど振り回されることはないのではないでしょうか。ウオッチすべき点を押さえておけば、最低、薄利撤退、あるいは微小なロスカットで逃げられるはずです。 　　いつものようにドル・円、日経２２５先物の日足チャートから、テクニカル分析とポイントをみていきたいと思います。 【ドル・円】
【日経２２５先物】

　　３連休の最終日。為替は、ドルもユーロも堅調を維持していますね。３連休明け、米国は今晩休場で、中国も国慶節明けで取引が本格化しつつあります。やっちゃいけないことだけ押さえとけばいいでしょうね。