望みつながる
すっかり秋ですね。日中の気温が25度だったので、Tシャツ一枚でも大丈夫かと思ったら、寒いこと。野球シーズンが終わってしまうんだなぁとしみじみと感じました。
あまり勝ち負けにこだわらないスタンスでしたが、いざ試合を見ると、どうしても熱くなってしまいますね。ぼやきが止まらない試合内容でしたが、東京ヤクルト・スワローズは何とか勝ちました。中日ドラゴンズは巨人に勝ったのかと思ったら、引き分けたんですね。
ヤクルトは何とか首の皮一枚で、つながりました。
セ・リーグのペナントの行方は週明け月曜日からの中日・ヤクルト4連戦で決まることになりそうです。ナゴヤドームですが、見に行くかどうか思案中。悩ましい・・・。
ヤクルト対広島東洋カープという、とっても地味なカードですが、優勝につながる重要なゲームなのに、スタジアムはガラガラ。主催者発表で観客数は1万6576人だそうですが、本当にそんなに客はいたのか? 1万人を切っているんじゃないかというのが実感でした。
パ・リーグは地域密着で、観客動員数を増やしていますが、セ・リーグはいまだに殿様商売なので、重要な試合にもかかわらず、消化試合のようなありさまでした。
秋風が吹いて寒いし、観客席も寒いですが、試合内容もまた寒かった・・・。恒例のスタメン比較ですが、両チーム実力は互角ですね。どちらもあまりワクワク感がないし、首位の座から落ちただけあって、ヤクルトは完全にオーラがなくなっています。
先発はヤクルト・赤川、広島は事前のスポーツ紙の予想では大竹となっていましたが、ジオでした。赤川はプロ3年目で、徐々に実力をつけてはいますが、両投手とも、3番手クラスですね。
ヤクルトは2番に福地が入っているのが特徴。元広島で、西武を経てヤクルトに入りました。元広島らしい、足が速く、守備が堅い選手です。2番に定着していた田中浩の代わりに二塁手が森岡が8番打者。ホワイトセル、バレンティンの両外人は打線の中心ですが、安定しません。
広島は、栗原が安定感を感じさせますが、選手層の薄さを感じさせるオーダーです。4、5年前は、緒方がいて、新井がいて、シーツがいて、ラロッカがいたんです。嶋の戦線離脱も痛い。
8番・木村が一瞬、ぎょっとしましたが、昨年亡くなった木村拓也さんとは別人ですね。ただ、“足の速さはだれにも負けない~♪”の応援歌は引き継いでいます。
どちらの投手が先にくたばるかなぁと思ってみていたのですが、お互い貧打で投手の助け合いをしてしまいました。
七回表まで両チーム無得点だったのですが、息詰まる投手戦というよりは、打線がヘボすぎて、終盤まできてしまったという感じでした。
何しろ凡打に次ぐ凡打なもんで、試合のペースが速く、午後7時半すぎには、ラッキー7で東京音頭の傘を振り振り。いつもより1時間ほど早い展開です。
今晩は午後9時半の米雇用統計をリアルタイムで見たくなかったので、野球を口実にしてトレードから遠ざかるつもりだったのですが、困ったもんです。
試合は、七回裏、2死一、二塁から捕手・相川がレフト前ヒットを放ち、二塁ランナーの代走田中浩が生還して先制。それが決勝になりました。
次のバッターは赤川で、当然勢いに乗って代打を送るのかと思いきや、そのまま打席に立たせ、七回は1点どまり。ヤクルト投手陣は今、厳しい台所事情とはいえ、なぜ、確実に勝つための策をとらないのか、まったく理解不能。この監督で優勝は厳しいですな。
で、こうなると赤川はプロ初完封への期待がかかるわけですが、案の定というべきか、九回表につかまり、リリーフで林昌勇が登場。
今シーズン、ヤクルトが失速したのは中継ぎ、抑えがしっかりしなかったことも大きな要因なのですが、本当に危なっかしいんですよ。二死、二、三塁のきわどい場面を迎えたのですが、何とか、ラストバッター松山をライトフライに打ち取ってゲームセット。何とも後味の悪い試合でした。
さて、ここでプチ・ラーメン道。試合が終わったのが何と午後8時半過ぎ、これでは、米雇用統計の発表に間に合ってしまうので、寄り道しようと思って、地下鉄・外苑前駅に向かう途中に白味噌ラーメンを売りにするラーメン店があるのですが、ちょっと気になっていたので、そこに入店。
特盛ラーメン(600円)というのを頼んだのですが、近年こんなにまずいものを食ったことがあるかというぐらい、まずかった。見た目はおいしそうなんですがね。
それでも、青山通りから近く、大学やオフィスなんかが集まる場所柄、若い女性なんかが結構、入っているんですよね。なんでだろ。
胸焼けして苦しい状態のまま、青山一丁目まで歩き、家路につきましたとさ。おしまい。来週、ナゴヤドームどうしようかな・・・。