ちょくちょくこのブログで書いていますが、年末以来、大掃除というか、本格的な身辺の整理を続けています。理想としては、いつでも夜逃げできる状態ですね。荷物はせいぜい軽トラック1台で間に合うくらい。欲を言えば旅行鞄(スーツケース)2、3個ですべてを収められればいいですね。まだまだ進むべき道は長いですが。
私が所有している物の中で、一番、多くを占めるのは、本ですね。読書家というほどではないですが、本はよく読む方なので、1年で新たに増える分だけでもかなりの量になります。
ただ、最近は、自分なりに様々なことが整理されているので、昔のように本を買いまくって手当たり次第に乱読するというスタイルはすっかり、鳴りを潜め、読みたいと思う本、読むべき本を厳選して読むようにしています。
昔はリスペクトしていた人でも、今では、いろんなことが分かるようになり、読む価値がなくなったり、例えば立花隆さんとか、司馬遼太郎さんとか。その一方で、ごくまれではありますが、逆のケースもあります。
かなりばっさり捨ててきましたが、それでも本は思い出が染みついていたり、「また、読みたくなるのではないか」なんて思ったりするので、完全には捨てきれないですね。昨年は持っていた本の4分の1くらい捨てましたが、さらに半分は捨てたいと思っています。
ただ、司馬作品なんかは、じっくり読む価値はないし、今となっては、でたらめだと思っているのですが、逆に司馬史観の何が問題なのか、把握するために資料としてもっていたいなという思いもあります。単純に学生時代に感銘を受けた「竜馬が行く」「翔ぶが如く」「功名が辻」なんかは残しておきたいなという気がしますしね。巻数は多いですが、所詮は文庫本ですから、それほどかさばらない。
こんな調子だから、本を減らしたくてもなかなか減らせませんね(笑)。いざとなれば本当に必要なごく一部を残して、捨てられるような体制にはしておこうと思っています。CDなんかも同様ですが、こちらはiPod(パソコン)に残っていればいいので、もう少し、バッサリ切っていこうと思っています。音楽は音が残っていれば何とかなりますからね。ちょっと前のCDなんかは捨ててもそんなに未練はありません。例えば、コブクロとか絢香さんとか中島美嘉さんとか(笑)。この辺は記憶装置の容量が大きくなったメリットを最大限に生かせますね。
本とCDを減らせば、かなりすっきりするんですよね。あとは家電と家具、服ですが、家電などは、いざとなれば古道具屋に引き取ってもらうか、粗大ごみで捨てても未練はありませんし、家具も、本棚とソファーなどかさばりますが、そんなに値が張るものでもないので、その気になれば捨てられます。
服に関しては、比較的金をかけていますが、高くてせいぜいスーツ上下で7~8万円すればいい方。一点豪華というよりは平均的に単価がやや高めのものを選んでいます。これに関しては年末にちょっと古い服で3年以上着ないような服は思い切って捨ててしまったので、かなり量は減りました。量を絞り、厳選しているので、まあ、こんなもんかなと。むしろ少ない方かも。
先日も取り上げましたが、できるだけ、持っているものを減らし、身軽にしたいですし、土光敏夫さんの「最底辺に身を置いていれば何も怖くない」というのを実践したいと思っています。
たまに、ラーメンを食べに行ったり、旅行や遠出をして食べ歩きをする以外は、日々の食事は、ご飯(あるいはパスタまたはパン)と、味噌汁、納豆、野菜に、近くのスーパーで売っている100円のツナ缶があれば十分だし、昨年の震災の時のようにスーパーから食料が消えても、2、3カ月は耐えられる体制になっています。
日用品はダイエーで安く買えるものを調達し、あとは、パソコン1台あれば、トレードもブログの更新も用は足ります。スマホは欠かせないですが、ここは、災害時に役に立ちそうなので、ささやかなぜいたくです。
これからも、もっともっと生活をシンプルにし、身軽にするとともに、感覚を研ぎ澄ませていきたいと思います。身の回りがすっきりすると、本当に気持ちがいいし、いろいろとインスピレーションが湧きます。