本格的にブログの更新をやめてから、2年余り。先物の動きがつまらなくなるのは予想していましたが、まさかここまででたらめな相場になってしまうとはさすがに想定外でした。相場に流れる資金が細ってしまい、相場操縦するエネルギーがすっかり衰えてしまったのでしょう。
一見、日々の相場の動きはランダムに見えますが、それでもなお、テクニカルに沿った動きにはなっていると思います。というか、かなり長期的な視点に立たないと、難しい地合いです。リーマン・ショックからここまで、首尾一貫した動きなんですよね。実は。
ただ、確実に儲けるチャンスは激減しているのでそこがつらい。私は、先物を取引するのは、半年に1回くらいになってしまいました。FX(ドル・円、ユーロ・ドル)中心です。そのFXですら、最近は、食えない相場つきになってしまいました。
世知辛い世の中ですが、バントで進塁し、犠牲フライで点を取るようにコツコツとやっていくしかないですね。いずれまた、大暴落やバブルも起きることでしょう。「鳴くまで待とうホトトギス」。短気は損気です。
といいつつも、大恐慌前夜であることは間違いありません。目先はギリシャをどうするか?最終的には米国が国家破綻することになると思いますが、そこに至るまでは、いろいろと曲折がありそうです。
激流の中で、どう生き残っていくのか、私なりに試行錯誤していきたいと思います。リーマン前は1日に1回どころか1時間に2~3回、好機がありましたが、今は、快心のトレードができるのは週に1回程度ですね。でもそれはそれでいいではないですか。あせらず、ゆっくりといきましょう。