昨晩発表の米ＧＤＰは米国経済がもはや何の手の打ちようがないことを明らかにしました。金融ばくちでつくった借金を金融緩和で再びバブルを起こして返却しようとしてもうまくはいかないということです。本日９月の最終売買日です。日経２２５先物は昨日の安値から随分上昇しましたが、考えられる範囲内といえるでしょう。

　　昨晩発表の米ＧＤＰは米国経済がもはや何の手の打ちようがないことを明らかにしました。金融ばくちでつくった借金を金融緩和で再びバブルを起こして返却しようとしてもうまくはいかないということです。本日９月の最終売買日です。日経２２５先物は昨日の安値から随分上昇しましたが、考えられる範囲内といえるでしょう。

　　何を目指しているかわからない相場です。これが金融緩和の目的なのでしょう。もはや相場を押し上げる力さえなく、現状維持、あるいはじり貧が続くことでしょう。

　　先週の日銀金融政策決定会合後のドル・円、日経２２５先物の動きは、テクニカル面で形勢有利だったこともあって、期待しましたが、結局は「行ってこい」となりました。
　　前回の小技でご説明したとおり、まあ、欧米の大手さん同士の間で、いろいろ事情があったようで、イベント直前直後の動きから、「訳あり」だったので、テクニカルを妄信せず、小技をわきまえていれば、こういう結果は、何となく予想できました。それでも期待が大きかっただけに、がっかり感はそれなりにありましたけど。