6月7日のポイント

  まずはテクニカルの確認8560-8660-8760-8880が節目であり、抵抗帯です。これはこの1年間変わっていません。
  普通に解釈するなら、緊急首脳会合などで欧州情勢に対して対処する方針を打ち出したというリスク回避よりは、日経先物の場合は、自律反発の要素が強いと思われます。
  それにしても、腑に落ちませんけどね。先週末の雇用統計やら、様々な米国の経済指標、そして、延焼を食い止められない欧州の金融、財政状況など。「買う」理由がないです。それどころか、手におえなくなりつつあるというのが率直な印象です。
  それでも、午前10時台に500枚とか、1000枚とかの降ってくる売り玉をこなして上昇したのだから、インチキでも、相場を守るということなのでしょうね。
  これも相場です。現実は現実として直視しないといけませんが、不可解極まりない状況が展開しています。