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5月17日のポイント

  ????? とにかく疑問符だらけです。とりあえず、ドルは買ってみましたが、先物は全然手を出せず。というか、昨晩の動きをされたら買っていたと思います。その辺は悪運が強いということでしょうけど、ドルの動きは、まさに「有事のドル買い」ということなんでしょうけどね。相対的にユーロ、円に対して現時点では信認されているということでしょう。破綻国通貨なのに。
  ドル・円と先物は果たしてシンクロするのでしょうかね? この辺もちょっと疑ってかかった方がいいと思います。ドル・円はもしかしたら、エリオット波動か? という推測もあります。だからちょっとロングをキープしてみようかなと。
  一方、先物は月足を見てください。はっきりいってゲームオーバーです。よほど強い力ではねかえさないと、ここから1万円方向に動くのは普通に考えると難しいです。
  ただ、目先、今日の朝方8890つけたのは意味深なんですけどね。ドルはちょっと上目線でもありかなと思いますが、先物はちょっと気を付けた方がいいですね。
  リスクオフで、株から米国債に資金シフトしており、ドル買いにつながっているのでしょう。テクニカル的にも理屈は立ちます。株安、ユーロ安、円安で、資金を米国に無理やり集まるように仕向けているということです。
  ドル高がいつまで続くか分かりませんが、株安の裏返しで動くなら、いよいよ最終段階かも。

5月18日のポイント

  ????? とにかく疑問符だらけです。とりあえず、ドルは買ってみましたが、先物は全然手を出せず。というか、昨晩の動きをされたら買っていたと思います。その辺は悪運が強いということでしょうけど、ドルの動きは、まさに「有事のドル買い」ということなんでしょうけどね。相対的にユーロ、円に対して現時点では信認されているということでしょう。破綻国通貨なのに。
  ドル・円と先物は果たしてシンクロするのでしょうかね? この辺もちょっと疑ってかかった方がいいと思います。ドル・円はもしかしたら、エリオット波動か? という推測もあります。だからちょっとロングをキープしてみようかなと。
  一方、先物は月足を見てください。はっきりいってゲームオーバーです。よほど強い力ではねかえさないと、ここから1万円方向に動くのは普通に考えると難しいです。
  ただ、目先、今日の朝方8890つけたのは意味深なんですけどね。ドルはちょっと上目線でもありかなと思いますが、先物はちょっと気を付けた方がいいですね。
  リスクオフで、株から米国債に資金シフトしており、ドル買いにつながっているのでしょう。テクニカル的にも理屈は立ちます。株安、ユーロ安、円安で、資金を米国に無理やり集まるように仕向けているということです。
  ドル高がいつまで続くか分かりませんが、株安の裏返しで動くなら、いよいよ最終段階かも。

寛容

  最近の若い人を見ていて、「かわいそうだなぁ」と思うのは、失敗することを許されていないことです。全く失敗できないというのは、言い過ぎかもしれませんが、日本全体が余裕をなくしていて、失敗に対して怒りつつも「若い人がやることだから仕方がないか」とか「次は頑張れよ」みたいな雰囲気はすっかり失われてしまいました。
  それどころか、一度の失敗でその人のキャリアが全否定されてしまうというか、ネガティブな評価がつきまとってしまうという、非常に窮屈な時代になってしまいました。若い人に対してだけでなく、年長の人にも、仕事に対して厳しい目が向けられてはいますが、ある程度、経験や実績がある人と比べると、それがない分、圧倒的に若い人の方が不利ですね。
  若い人の間でも格差が起きていて、器用な人、要領がいい人、人当たりがいい人は、就職活動でも、入社してからもうまく行きますが、そうでない人は、あらゆるところで壁にぶつかります。失敗が重なると、すっかり委縮してしまうし、ひどい場合には、引きこもってしまう人もいます。
  10年くらい前は、まだ寛容さが残っていて、私なんかも結構、若気の至りで、偉そうなことを言ったり、上司にたてついたりしましたが、若者の横暴を温かく見守ってくれましたね。周りの人が忍耐強く付き合ってくれたことに本当に心から感謝したいと思います。
  今の若い人が、そういう言動をしようものなら、「協調性がない奴」「使えない奴」「ダメな奴」というレッテルを即座に張られてしまい、まあ、おそらく、十中八九、干されてしまうでしょう。それでも使い続けてくれるならば、その会社は懐の深い会社だと思っていいでしょう。
  問題なのは、若者の横暴を、制御したり、いなせる人がいないことです。今も昔も、どんなに偉そうなことを言っても、仕事ができない奴は評価されません。だから上の人間が、「これが仕事のやり方だ」みたいなお手本を示して、生意気な若い奴をぎゃふんと言わせればいいわけですが、そういう人はまずいませんからね。
  前任者から引き継いだことを粛粛とこなし、前と同じようにやっていれば、それだけで満足してしまうという人がいかに多いことか。自分に自信や余裕がないから、いつも不満を持つ若い連中を引っ張れないし、ちょっと扱いにくい奴がいれば、持て余してしまうから、外してしまえ、無視してしまえ、みたいなことになってしまいます。
  ゆとり世代の若い人たちのことですから、基礎学力はないし、考える力もないし、人とのコミュニケーション能力もない。そういう事情もあるのですが、会社が長期的な視点に立って粘り強く育ててあげる部分はあるべきだと思います。
  じゃないと、単に頭も要領もよいだけの人間しか存在できなくなってしまいます。そういう会社や社会って、ある目的を達成するだけなら強いですが、所詮はカネだけ、利益だけの関係でしか結びつかないので、弱いですよね。欧米がいよいよ限界に達し、中国や韓国の成長モデルにもいまひとつ信頼が置けないのはそういうところにあります。
  多少仕事で失敗しても、横暴が過ぎても、それでも受け止めてくれ、少しずつ一人前の社会人として磨かれていくというのが日本のモデルであり、社会全体の安定感を醸成してきました。
  もっと若い人に対して、幼いころから厳しく教育、しつけをするべきだとは思いますが、それと並行して、年長者はもっと若者に対して寛容さをもってきちんと向き合うべきだし、リスペクトされるよう自分を磨かなければならないでしょうね。
  人間ができることなんて知れているんですけど、それでも年上が若い世代に範を示せるくらい実力をつけ、自信を持たないといけないですよね。ただ、私の周りの上の世代は、右肩上がりで何の苦労も努力もせず、おかしな権利意識、世界観に取りつかれた人が多く、あまりリスペクトはできませんでしたけどね。
  それでも、しかるべき関係を年長者と年下が持てなければ、結局、年下の人たちも、同じように年長者になった時に、年下からリスペクトされないという、悪循環に陥るわけで。
  全体的に感じるのは、日本人は自分より若い人とのコミュニケーションを取るのが下手だし、無関心すぎます。いずれは若い人に支えてもらうことになるのだから、もっともっと若い人のことを考えてあげるべきだし、ときには気兼ねせず、摩擦を恐れずに言うべきことは言うべきだと思います。
  日本人は長期的視点に立って物を考えるのが下手だから、こういうところはもろに弱点がですよね。でも、いい国、住みやすい社会を継承していくには、その辺の努力をしていく必要があるでしょうね。

5月16日のポイント

  8880というのが2月以来のポイントでした。8560-8660-8760が昨年夏以降のポイントです。今のところはサポートになっています。ここを維持できるかどうかです。
  これを試さないのは不自然だし、さらに下のポイントは8400台にあります。のらりくらりと時間を掛けながら下に攻めていくのかなぁと勝手に想像していますが。
  欧米は次の一手でよほどのことが出てこない限りは、再起不能でしょうね。

大予言

  マヤだか、インカだか知りませんが、暦が2012年までで終わっているとかで、今年が「世界最後の年」と滅亡説を唱える人がいて、陰謀論者を中心にそれを信じる人も多いようですが、私も昨年末、年始に何度も何度もお伝えしたように、欧米のソブリン問題がきっかけに金融市場がクラッシュする可能性があるとみて、今年中に何らかの「Xデー」があると予想していました。
  ロシアやフランス、米国、韓国など多くの国で大統領、首相を選ぶ選挙も相次ぐため、これらも何らかの波乱要因、ターニングポイントになるのではないかと思っていました。
  中東や北朝鮮をめぐる情勢が激変したり、世界各地でこの先、予期していなかったことが起きたりする可能性も、かなり高いと思いますが、ここまでの3、4カ月の世界情勢、金融市場の動きをウォッチしている限り、少なかなかパニックは起こりそうにありません。ともすれば「危機は去った」と勘違いしてしまう恐れもあるので、常に警戒モードを持ち続けるべきでしょう。
  毎度、言っているように、危機が予測できたからといって、うまくそれを乗り切る、あるいは身に降りかかるショックを少しでも軽減することができなければ意味ありません。
  一番、バカなのは、危機的な状況が来ると信じ込んで、自暴自棄になってしまい、実際にそうはならなかったというパターンです。暦が2000年に突入した際に「ノストラダムスの大予言」とやらで、それを信じる人や、狂信的な集団に取り込まれてしまう人なんかがいましたけど、それと似ていますよね。
  実際に何かが起きる、逆に起きないにしても、陰謀論者の人たちは、パニックばかりを言い立てますが、振り上げた拳をどうやって収めるのでしょうかね? 起きなかった場合、はしごを外されて、赤っ恥をかいて終わるのでしょうか? どうせ世界が2012年にパニックになるのだから、といって引きこもりになった人なんかも中にはいるんでしょうけど、自業自得とはいえ、お気の毒としかいいようがありません。
  反対に大パニックに陥った場合、事前に十分準備はできているのか? まあ、これも自分たちが最新の真実を知っていると勝手に悦に入っているだけなら、意味がないですよね。せめてドルをショートしておくとか、ダウのオプションを仕込んでおくとかしておかないと(笑)。
  とにかく、危機が現実のものになろうと、そうでなかろうと、現実の世界を生きていかなければならないわけで、危機が来たら即、この世から去るという覚悟であるのならば別ですが、生き続けていくつもりならば、状況に合わせて、うまく切り抜けていかなければならないのです。
  東日本大震災の時と同様、事前に避難訓練とか災害に備えた物資の備蓄をしていても、実際には、事前の想定通りとはいかず、役に立たないことも少なからずありました。いろんなことをシミュレーションし、対策を立てておくことは大切なのですが、状況に応じて必要な行動を行うことも必要となってきます。
  なるべく他人に迷惑を掛けたくないし、非常事態が起きてから、慌てて買い占めに走るというようなみっともない行動は取りたくないとは思っていますが、どうなることやら。自分の住んでいる環境が完全に破壊されてしまったら、どうしてもパニックになってしまうでしょうからね。
  とりあえず、金融市場に関しては、2~3月にいったん危機を脱したかのように見え、いったんは軌道修正しましたが、結局は、アヤ戻しでした。いつでも金融市場のクラッシュと背中合わせであるという状況には変わりないということです。
  トレーダーにとって現実を生きるというのはこういうことなんでしょうね。常に大まかなことを予想しつつも、現実に合わせてパフォーマンスしなければならないということです。間違いがあれば、その都度修正していかなければなりません。でないと、簡単に破産してしまいます。
  下落トレンドをたどりながらも、金融市場は緩やかな動きに終始し、政策介入により反転する可能性も秘めています。とはいえ、欧米が没落しつつあるのも事実で、2012年に危機は起きないにしても、いずれ欧米の実態と金融市場の齟齬を埋める動きが来る可能性は依然として高いし、常にそのことを頭の中に入れて、リスク管理やポジション取りをしていかなければなりません。
  大予言を信じている人からすれば、現実の生活なんてとてもせこい話だし、もっと言えば人間の存在の小ささがより際立つことにもなるんでしょうけど、地面にはいつくばるようにして生きていく以外に方法はありません。私なんかは、小人物だから、暴落したらショートでいくら儲かるかみたいな、そろばん勘定しかできませんけどね。