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日経225先物に特化したニュース・情報です。

不動の信念



  世間の方々から見ると、ちょっと遅いかもしれませんが、昨日(1月4日)、首都圏にあるパワースポットの一つ、明治神宮へ初詣に行ってきました。人ごみをかき分けて参拝するのは嫌なので、毎年、成人の日の連休前くらいに訪れているのですが、たまたま昨日午後、時間があったので、今年は前倒ししていくことにしました。




  まあしかし、皆さん考えることは同じのようで、人混みを避けるために、わざわざ大みそかや3が日を外して、初詣に訪れたのですが、JR原宿駅を降りた瞬間、かなりの混雑で、さすがに人波をかきわけてというほどではありませんでしたが、そこそこの混み具合の中、本殿へと向かいました。
  仕事始めということもあって、会社の上司と部下や、同僚で連れ立って、参拝するサラリーマン風の人が目立ちました。まだ正月休暇の人も多いようで、私と同様、「もっと空いているかと思ったのに・・・」という声があちこちで聞かれました。
  明治神宮の最寄駅は原宿なのですが、本殿は代々木寄りにあり、両駅間の半分くらいの距離を歩かなければならず、結構な道のりです。
  東京は都心に緑が多いことで知られますが、神宮の杜もそこそこの広さがあります。深い緑に覆われているので、都会にいることをしばし忘れてしまいます。  




  駅から1キロ弱歩いてようやく本殿に到着。大みそか、元旦に比べると、はるかに人は少ないのでしょうが、それでも参拝スポット周辺は、七重、八重の人垣ができており、行きかう人を交わしながら、やっとの思いで、お賽銭を投げ入れました。
  昨年までは、「トレードがうまくいきますように」とか「健康で過ごせますように」とか「日本が平和でありますように」とか俗っぽいことを願っていたのですが、今年はシンプルに「世界が本来あるべき姿になりますように」とだけ願いを掛けました。
  金融恐慌が起きて、世界が混乱することは、もちろん不幸なことではありますが、もはやそれは不可避な状況であり、ならいっそのこと、粉飾で覆い隠すよりも、さっさと恐慌を経験して、新しい時代が早く来ればいいと、ただそれだけを願いました。




  初詣といえばおみくじ。ただ、明治神宮のおみくじは一味違います。普通は「大吉」「吉」「凶」で1年の運勢を占いますが、ここでは、吉凶占いではなく、神様や明治天皇の「大御心」という形で、それぞれのおみくじに、その年に心がけるべきことや注意すべきことが記されています。
  私の引いたくじは「一九」番で、なんと、今の私にまさにぴったりのことが書かれてありました。「嵐が吹きすさぶ激しい世の中の変動に会っても、大地にしっかり根を張り、動じることのない松の大木のようにしっかりした、不動の信念を養いなさい」と。
  2012年は激動の年になるであろうということは、このブログでたびたび強調している通りです。暴風雨の中でも、動じずに信念を持って行動するというのは、まさに私の課題であり、目標です。
  まさに時宜を得たおみくじでした。迷ったら、このおみくじを思い出し、原点を忘れないようにしたいと思います。




  初詣を済ませ、渋谷まで歩いて、新春のバーゲンに直行。実は、これもお目当てなのでした。好きなブランドのショップに行ったのですが、残念ながらお目当ての商品を見つけることはできませんでした。
  大体、初売りの1月2日にいいものは売れてしまいますからね。しかも、渋谷という土地柄、同じショップでも私がいつも行く、新宿、池袋、銀座のお店とは品ぞろえが微妙に違います。妙に若者を意識したラインアップながら、意外とセンス悪かったりして、当の若者からも、そっぽを向かれるという・・・。
  カネを使っていようがカネを使っていまいが、服装のセンスはその人の能力や経済状態、運気を表すので、重要だと思います。朝の連続ドラマ「カーネーション」でも、「人は着てるモンによって変わる」と言っていましたね。
  結局、渋谷ではほとんど買い物はせず、山手線で新宿に向かい、いつもの行きつけの店に行き、狙っていた物をゲットしました。やっぱり慣れた場所で買い物するのが一番ですね。
  高島屋→ルミネ→伊勢丹→丸井と、新宿を北上するのが私のゴールデンコースなのですが、今回も見事にはまりましたとさ。

1月5日のポイント

  新年早々、あまり見たくない展開です。12月29日の夕方の動きで、上を狙っているのかな、というそぶりはありましたが、正月3が日をはさんでロングを持つ勇気などなく、傍観者状態が続きます。
  今週は、とりあえず、正月の間のブランクと、1ユーロ=98円台まで下がったことに対して、後始末をつけることで終始しそうです。そして来週は、今週末の雇用統計の後始末です。
  少しでもチャンスがあればいいですが、乗れなければ放置でいいと思います。本当にむかつきます。

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10040 震災後戻り高値
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9710 6月28日高値
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7800 震災後安値

山の神

  新年恒例の箱根駅伝は、“山の神”柏原竜二選手を擁する東洋大学が大会新記録で圧勝しました。柏原選手は今年は4年生で最後の箱根になるわけで、しかもキャプテンという重責を担ったわけですが、自らも山登り区間の5区の区間新記録を打ち立て、堂々たる有終の美を飾りました。
  率直に、「やはり持っている人は持っているんだなぁ」とあらためて感じさせられました。柏原選手は上り坂のあるコースに強く、山の神も平地でのレースでは、平凡な選手といっても過言ではなく、それだけに箱根は文字通りあれ舞台だったわけですが、自身の大記録と合わせて記録ずくめで、しかも今後しばらくは更新するのは難しいだろうと予測される、素晴らしい結果です。
  特にマラソンに造詣が深いというわけでもないものの、毎年、正月になると、何気なく箱根駅伝を見ていたのですが、この4年間は柏原選手のおかげで駅伝を楽しませてもらいました。
  走り終えた後の柏原選手のコメントは「楽しかった」というもの。5区で柏原選手にたすきをつないだ時点で、かなりのリードで、プレッシャーから解放され、さすがに急な坂道では何度か苦しい表情をみせましたが、軽快な足取りで、躍動感が感じられました。あの大記録は納得です。
  私たちも、全国的に注目されるというのはさすがに無理にしても、それぞれの仕事やトレードで、自分の得意な分野を磨き、「これだけは負けない」というものを持ちたいものですね。
  トレードなんかだとどんな感じでしょうかね。例えば、以前ならリバウンド狙いのスペシャリストとか、天井を見極めるのがうまいとか、いろんな人がいました。今の相場環境だと、大証の取引時間中の底や天井が見られることはあまりなくなりました。だからなかなか難しいですね。
  とりあえず、反転しそうだからロングなりショートを仕込んで、オーバーナイトや週越しでポジションをとるとかすれば、ギャップをつけて上下してくれるという、ギャンブル的な要素が強くなっています。なかなかエントリーのタイミングが難しいです。
  私の場合は、下落局面、上昇局面で板の食われ方や細かいチャートの読み込みで、反転を見極めるというスタイルをとっているので、昨年はそこそこ値幅を稼げる局面もありましたが、上値、下値めどが分かりづらいうえ、方向感なくレンジで動く時間も長くなり、このスタイルで押し通すのは厳しくなりつつあります。
  思い切って小さな値幅を狙ってエントリーできそうなところもあるにはあるのですが、逆を突かれた時のロスカットを考えると割に合いません。
  トレードはスポーツと違って、努力して練習してこういうところを伸ばせば、何とかなるというような法則があるわけではなく、場面、場面に応じて、臨機応変に対応をすることが求められます。
  昨日まで通用していたことが、今日、明日通用するとは限らないので、常に頭の中をニュートラルにする必要があります。とくに昨年6月に日経先物の世界に復帰してから、これまでの約半年、痛感しました。これは日経先物に限らず、FXにもあてはまることです。
  日々の細かい値動きを追っかけけていると、時々、本当に発狂しそうになることがありますが、それでも、めげずに待ち続ければ、チャンスも少なからずありました。そういうところで確実に取れるようにしたいですね。
  昨年なんかは、皆さんご存知の通り、ショートではあまり稼げず、もっぱらロング専門でしたが、それはそれで仕方がない面はありますが、値幅が出そうな局面では、大胆に攻めたいものですね。
  こんな厳しい相場でも、トータルでは満足いかないにしても、それなりに利益が出ているのですが、それでも、悔しい思いと反省ばかりしている毎日です。
  苦しい場面を何度も経験すれば、もっとトレードに深みが出て、熟練するのかなと、期待していますが、どうなることやら。下手は下手ですが、それでも自分にはトレードしかないと思っているので、得意なスタイル、理想的なスタイルの確立を目指して、精進したいと思っています。
  頑張ればロングの神やショートの神になれるでしょうかね。

1月4日のポイント

  いよいよ2012年の相場がスタート。何が起きるかわかりませんが、ついていくしかありません。まあ、とにかく日本市場休場中の動きをどう織り込むかですね。ユーロ100円割れ、ドルもつれ安しました。その一方でアジア株なんかは比較的堅調です。
  1月中旬までは、方向感が出ない可能性が高いですね。その後は中国の春節にらみ。素直に動くことを期待しましょう。

※追伸:年末年始のコメントをいただいた方ありがとうございました。いちいち返信はしませんが、きちんと目を通していますので、今年もよろしくお願いします。

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いざ決戦!

  正月3が日も今日で終了。しばらくは正月気分が抜けないのでしょうが、明日から国内金融市場は取引をスタートし、いよいよ激動の2012年は幕を開けます。
  「いざ決戦!」とは言っても、まともに相場にのめり込んでもろくなことはないし、日中の売買動向や値動きなんか、いちいち追っていた日には、確実に精神を病んでしまいます。適当な距離を置きながら、乗れるところで乗り、つつましくも確実に稼がせてもらう、というスタンスでいいのではないでしょうか。
  広い世界、萎縮しているとはいえ、今でもなお巨大な金融市場からすると、私なんて取るに足らない存在だし、吹けば飛んでしまいます。まあ、それでも日々相場をウォッチしていると、何をやらかそうとしているのか、何となく見当はつきます。
  なので、当然、昨年の秋口以降、相場を動かしている人たちがかなり切羽詰まった状況に追い込まれているんだな、ということは察しがついています。
  考えてみれば、別に最近だけに限ったことではなく、それよりもっと前からずっと訳のわからない動きでしたが、値幅の大きい動きだったので、それなりに波に乗ることはできました。
  今の相場の最大の問題点は、波に乗ろうにも、さざ波程度でしかないので、ただ単に池に板を浮かべているような状態です。
  相場はゼロサムゲームといわれますが、時々、思い付いたように相場を動かして、頭の弱い奴とか、逃げ遅れた奴から、ちょっと小銭を巻き上げるぐらいしかできないのでしょう。大掛かりに相場を動かせば、みんなが後からついてきて、トロール船で一網打尽にできるようなかつてのようなダイナミックさはなくなりました。
  もし、それをやろうとしたら、大きな資金が必要になるわけですが、仕掛ける人が大金を投入しても、追随する人がいないでしょうから、損をするのは目に見えてますね。
  こんな相場付きでも、10円や20円、せこせこと取る自信はありますが、逆を突かれた時のロスカットの大きさを考えると、割りの悪い勝負です。おそらくエントリーできるポイントはかなり限られてくるのではないでしょうか。
  これは多くの人が指摘していることですが、統制経済に向かっていくのかもしれませんね。もはや、市場原理に任せられないところまできてしまった。仮に市場原理に任せれば、とっくに淘汰されるべきところのものが、ここまで生き永らえさせてしまったので、つぶすにつぶせなくなってしまった。
  NYダウの動きなんかを見ると、まさにそうですよね。無理に背伸びをさせてしまったばかりに、取り返しがつかなくなってしまった。
  日経平均なんかは8000円台が定着してしまっています。つい数年前までは、1万円以上であるのが当たり前で、1万円を割っただけでも大騒ぎになってしまいましたが、今ではこの水準にすっかり慣れっこになってしまいました。
  金融恐慌が起きたら、日経平均は下げる余地が限られますが、ダウなんかはどれだけ下げるんだろうと、考えてしまいますね。一日で一気に2000ドルとか、下げるなんてこともあるかもしれません。
  あーだ、こーだとぐだぐだ言ってみたところで、何も始まらないわけですが、食えない相場になることも十分覚悟しておく必要があります。
  トレードは趣味程度と割り切った方がいいかもしれませんね。あまり過度に期待しすぎると、失望感は大きいし、何より、大損をすることにもつながりかねません。今年も安全第一で。