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台風一過

  日本中、台風の後片付けモードですね。金融市場もFOMCをどう始末するか。単なるかく乱要因でしかありませんでした。
  ドル・円は、昨日の「レート・チェック」の後始末をつけてしまいました。暴落して、介入と予想しましたが、早々と戻してしまいました。77.35、77.50がポイントですが、これらを上回った水準がどのくらいの期間続くのかが問題。
  G20もあるので、今週中の極端な動きはなさそうですね。明日から3連休で、再びブラックボックスに入ります。ダウも日経も中途半端な下げにとどまっており、面倒くさいです。

9月22日のポイント

  イベントで面倒な動きになるんでしょうね。おそらく。明日日中は後片付けモードではないでしょうか? 一方向に動く確率は低いような気がしますが。
  金曜日はまたまた祝日で休場。本格的な動きになるのは来週以降でしょうか。

10870
10780
10670
10560
10480
10330
10310
10200 直近高値
10160
10130
10110
10070
10050
10040 震災後戻り高値
10010
9980
9930
9910
9880
9850
9830
9790
9750
9730 
9710 6月28日高値
9690 
9670
9660
9650
9630 
9600
9580
9550
9520~9530
9430~9440
9360~9370
9310
9280 38.2%押し
9200
9110
9060
9000 50%押し
8930
8900
8870
8850
8830
8800
8760
8710 61.8%押し
8660
8630
8610
8580
8500
8470
8400
8360 76.4%押し
7800 震災後安値

相次ぐ災害

  今年は年初の豪雪に始まり、東日本大震災、相次ぐ台風の襲来と、災難続きですね。現在、接近中の台風15号は、東北地方を通過する可能性があり、震災被災地に二次災害をもたらさないか心配されます。
  自然災害も困ったものですが、金融災害もどうしようもないですね。台風が東北地方に達する頃、おそらくFOMCの結果が公表されていることでしょう。今回は巷間期待されているQE3のような踏み込んだ金融緩和は打ち出されないのでしょうけれど、緩和的なスタンスを印象付けるアクションが起こされると予想されます。
  米国が国家破綻するまで断続的に緩和が行われ、最終的には米ドルの価値は実質的にゼロになっていくことは必至ですが、結局、だれが得をするのでしょうか? 金融緩和=金融機関の救済、延命策ですが、さすがに、ここまで金融システムがボロボロになってしまうと、紙のお金を持っていても何の意味もないわけで、欧米の金融当局者をはじめ、支配層の人たちも何が何だかわからなくなっているのかもしれません。
  自然災害は、何が起きるかわからないので、避けようがないですが、金融災害は人為的なものですから、完全に回避はできないまでも、被害を少しでも減らすぐらいの努力はできます。
  金融の場合は、一部の寄生虫の人たちが自分勝手なルールをごり押しし、自分たちの延命のためにいろいろ画策しているわけですから、連中の思惑に乗せられないことです。完全に拒否できないにしても、面従腹背でやっていけばいい。肉を切らせて骨を断つ、実利を得るように知恵を絞ればいいわけです。
  巧妙に立ち回るために、行動を起こさなければならないのですが、それこそが政治家の仕事であり、経済政策を現場を知る者の立場から具申する日本経団連、経済同友会、日本商工会議所などの経済団体ですが、まあ、どいつもこいつも馬鹿面下げて、寄生虫に貢ぐ行動しかとらないわけで。
  野田、前原、玄葉、米倉・・・。この人たちは、かつての読売新聞の社主のように、完全に米国の一機関として組み込まれているのでしょうね。国益を損なうだけの存在であり、顔を見るだけで虫唾が走ります。
  未曽有の金融災害が起きようとしているのですが、しっかり戸締りして、嵐が去るのを待つしかないわけなのですが、扉を積極的に開放しようとする愚だけは避けなければなりません。
  先日、日本の個人投資家が本格的に金を買い始めたというニュースがありました。株やFXなどがそうでしたが、日本人が本格参入した時点で、相場のブームは過ぎ去っているというこれまでのパターンがありましたが、金に関しては、かなり遅かったとはいえ、歓迎すべき動きだと思います。
  米国債は紙切れですが、金は値下がりしても、価値は残ります。すべてを失ってしまうのと、将来蒔く種だけでも残しておくというのは、決定的に違うと思います。欧米では金の購入に制限がかけられるようですが、国を挙げて金ブームを盛り上げるべきでしょう。何なら、国がブロックして金が買えない国の人の投資資金を呼び込んでもいい。
  為替介入やTPP参加といった、馬鹿げた行動を繰り返さないためにも、さっさと金融災害が来ればいいと思います。そうすれば、早めに修正が利くでしょうから。災害がだらだら続けば、その分、出血も長引くわけで、ダメージは大きくなります。
  さっさと欧米のとんまな連中を蹴落とし、アジアが支配権を奪い、新しい発想で未来を迎えるべきだと思います。
  

介入への布石

  75円台目前で「レート・チェック」とやらで噴き上げましたけど、これは介入に向けての布石と考えておきましょう。FX業者によって異なると思いますが、76.60~76.75まで瞬間的に戻しましたが、いったん下を攻めた後、この水準まで戻す可能性が高いので覚えておくといいと思います。
  問題はどこまで下げるか、どこで介入が入るか。75円割れあたりが臭いと思いますが、不測の事態があった場合は72円くらいまではみておきたい。そこで介入か?
  介入前にレート・チェックの噂を流しておいて、失望させて、下げるところまで下げて介入という、ワンパターンが定着してきましたね。だまされませんよ。
  念のため、介入前に76.60~76.75を回復することもリスク・ヘッジとして考えておくべきですね。これはマネジメントのレベル。

新たなレベル?

  ドル・円が1ドル=76.50を維持するのが難しくなってきました。レンジを下抜けして、新たなレベルに突入するのか? 下げ渋るのか? 重要局面です。
  FRBの新型オペで長期金利の底這い、低迷を織り込むのでしょう。