カテゴリー別アーカイブ: 日経225ニュース

日経225先物に特化したニュース・情報です。

ドル軟調が気がかり

  シカゴ終値は9855。昨日夕方から何度か指摘していますが、ドルの軟調が気がかりです。ギリシャの財政再建策可決後、対円でユーロ、ドルともに崩れましたが、ユーロがそこそこ戻したにも関わらず、ドルはやや反発したものの上値重く、ユーロとの単純比較で81円台であってもおかしくないのに、80円70銭~90銭で伸び悩んでいます。
  このところワンパターンですね。まずは9850をどうするか。

6月30日のポイント

  先物もFXも久々の上昇相場かと思いきや、一筋縄ではいかないようですね。正直、ここからどう転ぶのか皆目見当がつきません。ギリシャ問題は一段落したとしても、国家破綻予備軍が数珠つなぎなので、何があってもおかしくない。   QE2終了で、ドルが上昇するのは分かるとしても、米国株が上昇するの意味がよく分からない。ここ数日の動きを見ていると、ドルの上値が重く、米国株がそこそこ堅調という、真逆の展開ですよね。
  明日の展開は、明日になってみないと分からないですね。上を目指すなら、直近高値の10040を起点にどう考えるかですよね。イブニング・セッションで9850まで戻しましたが、ここで達成感ありとしてもおかしくはない。
  下に行くとしても、そこそこ買い意欲が強い場面が予想されるので、売りにくいですよね。少しぐらい日中動かしてほしいものですが。

10040
9930
9840~9850
9800 6月29日高値
9790 フィボナッチ61.8%戻し
9730 
9710 6月28日高値
9690 
9670 フィボナッチ50%戻し
9660
9650
9630 
9600
9580 フィボナッチ38.2%戻し
9550
9520~9530
9430~9440
9360~9370 
9310 先週安値

ギリシャ・ショック

  懸案のギリシャの財政再建案は、ギリシャ議会で賛成多数で可決。材料出尽くしとやらで直後に、ドル、ユーロが対円で急落。ダウもプラススタートとなったものの、上げ幅を縮小しています。
  株は世界的に堅調でしたが、為替の方は一昨日、昨日からずっと嫌な感じだったんすよね。堅調だったけど、下向きの力も感じられた。目先80円台前半まで下げてもおかしくない状態です。
  株もこの先どうなるかわからないですね。夕方、為替の動きがおかしかったので、先物はわずかの利幅でしたが、確定しました。まあ、見通しはあながち間違っていませんでしたね。おかげで、ドル・ロングは薄利で逆指値ストップに引っ掛かり撤退。トホホですわ。やはり、「利食い千人力」。身に沁みます。

日中が時間外?

  先物は9840。今日は10円でも負けるのは嫌だったので、早々と撤退してしまいましたが、買い地合いなんですよ。やっぱり。冷静に考えると、衆人環視の下、大暴落、大恐慌に陥るとは考えづらい。もしかすると1~3カ月堅調地合いが続くかも。
  久しぶりに先物界に復帰して思ったのですが、イブニング・セッションというのはもはや「時間外」ではないということなんでしょうかね?ずいぶんまともな動きをしますね。
  それでもなお、午前9時台の動きは重要だと思いますが、それを見終えたら、日中の動きはすっ飛ばして、夕方から本格勝負すればいいということですかねぇ。要するにアジア時間は奴らにとって「時間外」ということなのでしょう。
  ドルはロングをキープしているが全然動かない・・・。