企業の支援「ロジとマッチング」が足りない(復興への道)

 東日本大震災の被災地域では復興に向けての動きが始まっているが、依然として10万人以上が避難所で暮らすなど、厳しい生活を強いられている被災者もまだ多い。被災地の支援活動を続けているユニセフ・ソマリア事務所の國井修氏に、避難所の状況や企業からの支援で求められているものなどを聞いた。  國井氏は3月21日掲載のインタビュー『お母さんと子供に「安息の空間」を』に登場後、被災地入りし、現在は宮城県災害保険医療支援室のコアスタッフを務めている。 (聞き手は谷口徹也=日経ビジネスオンライン副編集長) —— 前回のインタビュー後、被災地入りされました。 國井修氏  宮城県の主要な町の避難所を回ってきました。