実は、午前中は、ドル・円を重点的にウォッチしていたのですが、80.08が節目と踏んで、未明に仕込んだ、80.10をキープしていました。底堅かったものの、先物が元気な割にはいま一つ、上値が重かった。先物買いに走れなかったのはこういう事情もあったのです。
今週初めに書いた通り、ギリシャ問題、そして、それに続く、欧州各国、さらには史上最悪の借金国家、米国がどうにかならない限り、「恐慌前夜」であることには変わりません。
FOMCを通過しないとわかりませんが、明日の先物はとりあえず、9520~9530、9590~9600に節目がある。すんなりいけば、1万円方向。しかし、金融恐慌突入なら、先にすでに9400~9500というレンジを一度、割っているので、震災直後の安値を意識して底なし沼方向でしょう。