2012年秋、金融市場は新たな展開に

  4年前のリーマン・ショック以来、世界の金融市場は、混沌とした状況が続いてきました。

  マーケットは、いったい何を目指しているのか? 個人投資家は何をすべきなのか? ベストな投資戦略はどうやって見つければいいのか? 暗闇の中、手探りの状態で途方に暮れた人も多かったのではないでしょうか。

  長らく、方向感の定まらない状態が続いてきましたが、ここ数か月、変化の兆しが少しずつ見えはじめ、世界は新しい時代に向けて動き出そうとしている様子がうかがえます。

  いよいよ新しい動きが始まるのではないか、そんな予感がしています。そして、これは個人投資家にとって、またとないチャンスが訪れようとしていることにほかなりません。

資産をどう守り、運用していくか、古くからある問題で、今も世界中の人びとの頭を悩ませています。

世界はボーダレス化し、グローバルな規模で価値観が共有されるとともに、変化のスピードはますます速くなっています。

そのような中で、個人投資家が勝ち残っていくためには、一本筋の通った、基礎をしっかり身につける必要がありますし、その一方で、時代の変化に対応した、タイムリーな投資テクニックを編み出していかなければなりません。

一人ひとりの知識、できることには、限りがあります。でも、たとえわずかであっても、それぞれが経験、得意な分野についての見識、知恵を持ち寄り、それが集まれば大きな力になります。

私は、学生時代に国際政治と経済学を学び、中国株式の長期保有からスタートして、これまで15年近い投資経験がありますが、国際情勢分析、マクロ経済、金融市場を考える上でのファンダメンタル分析、テクニカル分析、そして相場のクセ、大口投資家の談合・インチキを見破る方法など、幅広い知識の蓄積があり、これに関しては絶大な自信を持っています。

このブログでは、企業経営者や社会人を対象に、為替や日経平均先物市場を中心に投資手法について、実際の動きに即して、私の知識やテクニックについて、順次ご紹介していく予定です。

その一方で、私の生活範囲だけでは世の中について知ることは限界があり、このブログに参加していただける方に、ビジネスの現場や経験、知識、処世術、ライフスタイルについて、ご教授いただければと考えています。

双方がコミュニケーションをとりながら、投資について学んだり、人脈を広めたり、人生について思考を深めたり、「面白くなき世を面白く」する方法を一緒に考えたりしていければと願っています。

趣旨に賛同していただける方が一人でも増えれば幸いです。

              2012年9月1日 ブログ管理人拝