本日のIRブレイクは、一瞬、9790のラージの板が売り切られたと思ったのですが、9780はつけなかったようですね。単なる偶然ではなく、価格操作をする時、こういう現象が起きます。かなり臭い攻防が行われると思っておいた方がいい。
そして、その後、再び9850まで戻したのは何を意味するのか?ここから上下どちらもありです。FXはここ数日指摘している通り、80円台前半で、軟調に推移しています。これもよくわからない動きです。9790で下げ止まって、9800でロングしようかとも思いましたが、ドルの軟調さを見ていると、とても乗れなかった。
やはり日中はどうしても、よほどの根拠がないとエントリーできず、傍観する時間帯が長くなってしまう。こういう地合いだから仕方ないですね。
先週から先物に復帰して、2週間がたちますが、やりやすい面と、やりにくい面がある。やりやすいのは、節目を読んでいれば、素直に動くこと、やりにくいのは、1000枚板が多数出現すると、動きが見えなくなること。価格操作やりたい放題です。日中動かずに、午後4時半以降に動くのもやっかいな点です。
IRもおそらく、現時点では有効な手法になりそうなので、こういう小技を駆使して、明日以降もこつこつと積み重ねていきたいと思います。
6月の結果は、まあ、復帰戦としてはまずまずだと思います。できれば日中のトレードでとりたいのですが、思い切ってオーバーナイトしないと流れに乗れないので、やむを得ず、ポジションを持ち越さざると得ない場合も今後ありそうです。
【6月の結果】(いずれもミニ1枚、手数料分は除く)
第4週 4戦4勝 + 70円
第5週 6戦6勝 +170円
6月計 +240円
大昔にこのブログで「IRブレイク」なるキーワードを取り上げたことがありますが、そんな言葉、私も忘れていました。先物でデイトレをする際に、知っておくともしかするとお得かもしれない小技です。単なる都市伝説という噂もなきにしもあらず。
午前10時過ぎに9800を割ったのはまさにIRブレイクですよね。IRとはイニシャル・レンジのことで、午前9時台の値幅を意味します。本日の場合は9800~9850ですね。
IRの下限、あるいは上限を割るタイミングを見計らって、順張りする。本日の場合、9800でショートすれば、勢いで1ティックは抜けるわけです。
ちなみに私は、9800でショートしようとした瞬間、ラージ521枚の売りにかっさらわれて、エントリーしそこないました。とっても残念です。
昔の先物デイトレの教科書ではIRブレイクすれば、IR分だけ順方向に動くとされていますが、当たったためしはないという記憶があります。その考え方で行くと、本日の場合、IRは50円なので9750まで下げる可能性があるということです。
まあ、どこまで正しいかわかりませんが、IRブレイクに乗れば、1ティック抜ける可能性がかなり高いことは、経験則上言えると思うので、乗ってみる価値はあると思います。
ただ、あくまで日経先物のローカル・ルールであり、日中より、午後4時30分以降の方が、まともな動きをするご時世なので、いつまで、この法則(都市伝説)が通用するかは分かりませんので、念のため。
先物を再開してから早起きするようになりました。寄り付き30分は一番稼ぎやすい時間帯です。まさに早起きは3文の得。
最初は返済9820を指値していましたが、確実に勝つため、9830に変更。+15円です。下の節目が分かりにくいので、慎重に見極める必要があります。中途半端に底堅いんですよね。
動きにくければ、もしかすると本日これにて終了かもしれません。乗れれば乗る。肩の力を抜きましょう。引き続き、ドル・円の動きに注意したい。
ちなみに下の画像の8780「売り」は昨日夕方の9760Lの決済ですね。くれぐれもオーバーナイトで踏まれたと誤解なきよう(笑)。
外国人売買動向
買い 23400000株
売り 16000000株
差引き 7400000株買い越し
NYダウ 12,261.42 +72.73
ナスダック 2,740.49 +11.18
NY原油 94.77 +1.88
日経平均先物前日比プラス50円の9840円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は続伸。
デイトレード値動き注目銘柄
6297 鉱研工業
4819 デジタルガレージ
1407 ウエストホールディングス
7606 ユナイテッドアローズ
8136 サンリオ
7483 ドウシシャ
6794 フォスター電機
3092 スタートトゥデイ
3116 トヨタ紡織
8871 ゴールドクレスト
3632 グリー
2432 ディーエヌエー
6305 日立建機
9697 カプコン
株:NYダウ続伸
29日の米株式市場は、ギリシャ議会が緊縮財政案を可決されたことを受けて、ギリシャの債務問題に対する懸念が後退したことや、金融大手バンク・オブ・アメリカが、住宅ローン担保証券をめぐる損害賠償訴訟で和解が成立したことを背景に、金融株を中心に買いが入り、続伸して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比72.73ドル高の12,261.42ドルで引けた。
本日の東京市場では、ギリシャ議会が緊縮財政案を可決し、ギリシャの債務懸念が後退したことや、米株式市場が上昇したことなどが、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,855円となっており、市場の予想レンジとしては9,750円−9,900円となっている。
為替:ユーロが上昇
29日の外国為替市場では、ギリシャ議会が緊縮財政案を可決されたことを受けて、ギリシャの債務問題に対する懸念が後退し、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.44ドル台前半となっている。
本日は、週間新規失業保険申請件数(予想:42.0万件)、6月シカゴ購買部協会景況指数(予想:54.0)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.30−81.30円となっている。
商品:NY原油続伸
29日のNY原油先物取引は、ギリシャの債務問題に対する懸念が後退したことを背景に、リスク資産への投資が活発化したことに加えて、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比440万バレル減、ガソリン在庫が140万バレル減となり、市場予想を上回る取り崩しとなったことなどを好感し、続伸した。中心限月の8月限の終値は、前営業日比1.88ドル高の1バレル94.77ドルで引けた。
NY金先物取引では、原油高やドル安を手掛かりに買いが入り、続伸した。中心限月の8月限の終値は、前営業日比10.20ドル高の1オンス1,510.40ドルで引けた。