懸念は財政、金融政策で名目賃金の上昇を(復興の経済学)
地震、津波、原発事故…。東日本大震災が日本経済に及ぼした甚大な影響を、私たち日本人はどのように克服していけばいいのだろうか。世界の学術分野で活躍する学者や専門家たちに、日本復活に向けての提言を聞くのが、この新コラム「復興の経済学」。
第1回は、米プリンストン大学経済学部の清滝信宏教授。3月21日、ロンドンで話を聞いた。
この震災が金融市場を通じた世界経済に与える影響は限定的だと言うが、日本政府の対応次第で、中長期的に深刻な影響を与える懸念もあると指摘する。(聞き手はロンドン支局、大竹 剛)
清滝信宏氏2006年から米プリンストン大学経済学部教授で、2010年から1年間、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの客員教授も兼務。
日経平均始値
外国人売買動向
買い 16400000株
売り 27400000株
差引き 11000000株売り越し
NYダウ 12,409.49 -17.26
ナスダック 2,796.14 -3.68
NY原油 110.30 +1.47
日経平均先物前日比マイナス30円の9560円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反落。
今日は金曜日ということもあり利益確定売り、損失確定売りがでやすくなり短時間で値が上下動きやすくなるので注意が必要。
デイトレード値動き注目銘柄
4819 デジタルガレージ
7606 ユナイテッドアローズ
3843 フリービット
7581 サイゼリヤ
6665 エルピーダメモリ
2229 カルビー
6140 旭ダイヤモンド
6305 日立建機
9984 ソフトバンク
買い 16400000株
売り 27400000株
差引き 11000000株売り越し
NYダウ 12,409.49 -17.26
ナスダック 2,796.14 -3.68
NY原油 110.30 +1.47
日経平均先物前日比マイナス30円の9560円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反落。
今日は金曜日ということもあり利益確定売り、損失確定売りがでやすくなり短時間で値が上下動きやすくなるので注意が必要。
デイトレード値動き注目銘柄
4819 デジタルガレージ
7606 ユナイテッドアローズ
3843 フリービット
7581 サイゼリヤ
6665 エルピーダメモリ
2229 カルビー
6140 旭ダイヤモンド
6305 日立建機
9984 ソフトバンク
2011年4月8日のマーケット予想
株:NYダウ反落
7日の米株式市場は、宮城県沖で発生した地震と津波警報が発表されたことが伝わると、売りが殺到し、NYダウは一時100ドル近く値を下げた。ただ、その後は、3月の売上高が堅調だったコストコ・ホールセールなどの小売株を中心に買いが優勢となり、下げ幅を縮小して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.26ドル安の12,409.49ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落したことなどが、マイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,505円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,650円となっている。
為替:ユーロが下落
7日の外国為替市場では、ECB理事会は2008年の金融危機以降で初めてとなる金利引き上げを決定したものの、その後のトリシェ総裁の記者会見で、今後の追加利上げに関しては必要なら追加の引き締めを行う姿勢を示したもの、早期の利上げには言及しなかった。これを受けて、ECBが積極的に利上げを行うとの期待感が後退し、ユーロはドルなどに対して下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は85円近辺、ユーロドルは1.43ドル近辺となっている。
本日は、3月英生産者物価指数(予想:前月比+0.6%)、3月加雇用統計(予想:失業率7.7%、就業者数2.8万人)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては84.80−86.00円となっている。
商品:NY金史上最高値更新
7日のNY原油先物取引は、米国の経済指標が堅調な内容となったことに加えて、内戦状態の続くリビアで、油田関連施設が打撃を受けたとの報道や、ナイジェリアでも選挙にかかる混乱の行方が不安視されるなど、中東・アフリカ情勢の混乱が続いていることなどを背景に続伸し、約2年半ぶりに1バレル110ドルを付けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.47ドル高の1バレル110.30ドルで引けた。
NY金先物取引では、原油価格が急騰したことを背景に、インフレヘッジとしての買いが入ったことなどから、一時6月限は1,466.50ドルの高値を付けた。ただ、その後は利食い売りが優勢となり、上値を削ったものの、3日連続で、史上最高値を更新して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比0.80ドル高の1オンス1,459.30ドルで引けた。
7日の米株式市場は、宮城県沖で発生した地震と津波警報が発表されたことが伝わると、売りが殺到し、NYダウは一時100ドル近く値を下げた。ただ、その後は、3月の売上高が堅調だったコストコ・ホールセールなどの小売株を中心に買いが優勢となり、下げ幅を縮小して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.26ドル安の12,409.49ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落したことなどが、マイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,505円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,650円となっている。
為替:ユーロが下落
7日の外国為替市場では、ECB理事会は2008年の金融危機以降で初めてとなる金利引き上げを決定したものの、その後のトリシェ総裁の記者会見で、今後の追加利上げに関しては必要なら追加の引き締めを行う姿勢を示したもの、早期の利上げには言及しなかった。これを受けて、ECBが積極的に利上げを行うとの期待感が後退し、ユーロはドルなどに対して下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は85円近辺、ユーロドルは1.43ドル近辺となっている。
本日は、3月英生産者物価指数(予想:前月比+0.6%)、3月加雇用統計(予想:失業率7.7%、就業者数2.8万人)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては84.80−86.00円となっている。
商品:NY金史上最高値更新
7日のNY原油先物取引は、米国の経済指標が堅調な内容となったことに加えて、内戦状態の続くリビアで、油田関連施設が打撃を受けたとの報道や、ナイジェリアでも選挙にかかる混乱の行方が不安視されるなど、中東・アフリカ情勢の混乱が続いていることなどを背景に続伸し、約2年半ぶりに1バレル110ドルを付けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.47ドル高の1バレル110.30ドルで引けた。
NY金先物取引では、原油価格が急騰したことを背景に、インフレヘッジとしての買いが入ったことなどから、一時6月限は1,466.50ドルの高値を付けた。ただ、その後は利食い売りが優勢となり、上値を削ったものの、3日連続で、史上最高値を更新して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比0.80ドル高の1オンス1,459.30ドルで引けた。

地方経済は「駅弁」で強くなる(「頭脳大国」中国の真実)
前回取り上げた清華大学のナノテク研究センター長である鄭泉水教授が「世界をリードする日本の研究者」として協力を仰ぐのが信州大学の遠藤守信教授(カーボン科学研究所長)だ。
遠藤教授は、究極の新素材とされる「カーボンナノチューブ」の量産技術の研究などで世界的に知られ、まさに日本を代表する「最高頭脳」の1人だ。中国の複数の大学で客員教授などを務める「中国通」でもある。そして、長野県の産官学連携組織である長野テクノ財団と協力し、地域型イノベーションづくりでも中心的な役割を果たしている。
「地方が元気になれば、日本は復活する」と語る遠藤教授に、科学技術大国・日本を守るために何が必要なのかを聞いた。