昨日からシンガポール入りし、本日は現地からの相場解説です。昨日の雇用統計は失業率が低下したものの、はっきり言って米国経済が改善したとするには、かなり苦しい内容でした。
こちらのニュースでも米雇用統計と、それに先立ちアジア時間日中の日銀金融政策決定会合が大きなニュースになっていましたが、米雇用統計に関しては、さすがに「政府が数字を捏造している」との声があちらこちらから上がっています。
そんなの当たり前じゃん。いまさら気づいたの???って感じですが、世の中、一般の人たちは米政府がうそをつくなんて信じられないという感覚なのでしょう。
金融市場だってイカサマでできています。もしかすると、この秋にも、さすがに相場が持たなくなって、うそをつき続けることができず、そのイカサマも終焉するのかなとも思ったのですが、どうやら健在です。
私自身、半信半疑の部分もありましたが、昨日、日本時間午前11時にシンガポール行き飛行機に乗る前に、日経225先物、ドル・円をロングして、放置しました。だって、イカサマな動きだと確信してましたから(笑)。
この1、2年よく分からない動きを続けてきましたが、この先、上がるにせよ、暴落するにせよ、ちょっと分かりやすいヒントが出てきたような気がします。それが少しずつ確信に変わりつつあります。ここで対策を打っておくかどうか? トレードで成功するか失敗するかの分かれ目でしょうね。
それが分からなければ、だめ人間のままでしょう。 まあ、投資で賢く稼いで、豊かな生活を自分で切り開くこと。それが一番ですよね。
【ドル・円】
【日経225先物】
タグ別アーカイブ: 戦略
9月1、2週目のテクニカル分析と戦略
9月4週目 テクニカル分析と戦略
テクニカル的には、戻してもいいかなという局面であり、日米欧の当面の金融政策が出そろったことで、何らかの方向性を打ち出してくるのかなと思っていたのですが、結局、今のところ「行って来い」の状況です。
そもそも、米国株はQE3をすでに織り込んで、高い水準で推移しているので、ここから上を目指すには、何か材料が欲しいところです。唯一住宅関連の指標がこのところ好転していることから、景気の好循環につかがることに期待が高まっていますが、全体としては低水準であり、どこまでけん引できるのか、疑問もあります。
日本株は、第1四半期の内容がまずまずで、先行き見通しもそれなりだったので、堅調に推移してきましたが、ここへきて、チャイナ・リスクですよね。それなりの痛手になるのではないでしょうか。円高も指数上はマイナスです。
欧米が、思い切った資金供給策を打ち出し、日銀も追随した形ですが、いかんせん規模が小さいですね。というより、インフレ、資源、商品、食糧価格高騰傾向を考えると、安易に大規模金融緩和をすべきではない、日銀は表向き、欧米に追従する姿勢を見せつつ、最低限の節度を保ったといえるでしょう。
結果的に、円に対する相対的な信認が高まったことで、円高傾向に回帰したということです。
【ドル・円】
【日経225先物】
そもそも、米国株はQE3をすでに織り込んで、高い水準で推移しているので、ここから上を目指すには、何か材料が欲しいところです。唯一住宅関連の指標がこのところ好転していることから、景気の好循環につかがることに期待が高まっていますが、全体としては低水準であり、どこまでけん引できるのか、疑問もあります。
日本株は、第1四半期の内容がまずまずで、先行き見通しもそれなりだったので、堅調に推移してきましたが、ここへきて、チャイナ・リスクですよね。それなりの痛手になるのではないでしょうか。円高も指数上はマイナスです。
欧米が、思い切った資金供給策を打ち出し、日銀も追随した形ですが、いかんせん規模が小さいですね。というより、インフレ、資源、商品、食糧価格高騰傾向を考えると、安易に大規模金融緩和をすべきではない、日銀は表向き、欧米に追従する姿勢を見せつつ、最低限の節度を保ったといえるでしょう。
結果的に、円に対する相対的な信認が高まったことで、円高傾向に回帰したということです。
【ドル・円】
【日経225先物】
9月第3週目 テクニカル分析と戦略
9月14日の戦略
FOMCでは、予定通りQE3が決定しました。住宅ローン担保証券を月400億ドル買い入れるとともに、また、低金利の継続を2014年終盤から2015年半ばに延長するという内容です。
株式市場は素直に好感しましたが、問題は為替です。今後の焦点は日本の為替介入や追随金融緩和ですが、テクニカル的にはボロボロの状態。あまり前のめりになるべきではないでしょう。
米国は、財政が破たん状態で、その上に、お金をじゃぶじゃぶと刷って、インフレが加速するでしょうから、一時的にマインドが好転しても、さらに厳しい状況には変わりません。
日経225先物はメジャーSQ、そして、中間配当を織り込む展開となります。ドル・円は日銀その他のアクション待ち。やりづらい展開です。
株式市場は素直に好感しましたが、問題は為替です。今後の焦点は日本の為替介入や追随金融緩和ですが、テクニカル的にはボロボロの状態。あまり前のめりになるべきではないでしょう。
米国は、財政が破たん状態で、その上に、お金をじゃぶじゃぶと刷って、インフレが加速するでしょうから、一時的にマインドが好転しても、さらに厳しい状況には変わりません。
日経225先物はメジャーSQ、そして、中間配当を織り込む展開となります。ドル・円は日銀その他のアクション待ち。やりづらい展開です。