9月14日の戦略

  FOMCでは、予定通りQE3が決定しました。住宅ローン担保証券を月400億ドル買い入れるとともに、また、低金利の継続を2014年終盤から2015年半ばに延長するという内容です。
  株式市場は素直に好感しましたが、問題は為替です。今後の焦点は日本の為替介入や追随金融緩和ですが、テクニカル的にはボロボロの状態。あまり前のめりになるべきではないでしょう。
  米国は、財政が破たん状態で、その上に、お金をじゃぶじゃぶと刷って、インフレが加速するでしょうから、一時的にマインドが好転しても、さらに厳しい状況には変わりません。
  日経225先物はメジャーSQ、そして、中間配当を織り込む展開となります。ドル・円は日銀その他のアクション待ち。やりづらい展開です。