さて、前回は相場が上昇から下落、あるいは逆に下落から上昇に転じるときに見られる、特有のパターンについてお示ししました。
言うまでもないことですが、これは相場の潮目が変わる「サイン」であり、それまでの投資スタイルを変えなければなりませんし、逆に、タイミングをうまくうかがえば、相場の反転を利用して、ボロもうけが見込めるチャンスでもあります。
これは実際に投資理論として確立されています。ただ、いつも強調しているように、実際に使えなければ、役に立たなければ、どんな立派な理論も意味がないのです。実際のチャートから何が起きたのか、ご説明したいと思います。
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【テクニカル講座 第6回】相場の転換点
さて、これまで相場が上下する際の基本的なパターンをみてきました。現在は、為替介入や金融緩和によって相場の動きがかく乱され、テクニカル的に何が正しいのか見えづらい相場になっているので、分かりづらかったかもしれません。
まずは基礎を知っていただきたいので、とりあえず先に進みたいと思います。これまでに説明したことについては、また、例示に使ったのとは別のチャートで、おさらいしたいと思います。とりあえず、「こういうものなんだ」ということをうっすらとでも頭に留めておいていただければ幸いです。
何度か、繰り返し、反復でチャートを読み込んでいくうちに、また、いずれテクニカル的な動きが見え始めたときに、「ああ、こういうことなんだ」と気付いていただきたいなと思います。
この1、2年のチャートを見てもなかなか難しいのですが、過去にさかのぼってチャートをご自身で読み込んでいただくと、うっすらとある、法則性のようなものが分かることがあります。そうなれば、しめたもので、面白いように読み解いていける時が来るのではないでしょうかね。
もう一度、おさらいをしておくと、現在進行形のN字チャートは、
【ドル・円】
【日経225先物】
になります。
ドル・円、日経225先物が同時に、このようなN字を描くのは、私は見たことがありません。もしかすると、見逃していたり、単に経験が足りないからなのかもしれませんが、短くとも1~2年に1回しか出ないN字型が、両方でみられるというのは、何か暗示するような気がしてなりません。
では、現在のだらだらとした下落相場が始まる前の転換点はどのように観測されたのでしょうか。次回、お示ししたいと思います。
まずは基礎を知っていただきたいので、とりあえず先に進みたいと思います。これまでに説明したことについては、また、例示に使ったのとは別のチャートで、おさらいしたいと思います。とりあえず、「こういうものなんだ」ということをうっすらとでも頭に留めておいていただければ幸いです。
何度か、繰り返し、反復でチャートを読み込んでいくうちに、また、いずれテクニカル的な動きが見え始めたときに、「ああ、こういうことなんだ」と気付いていただきたいなと思います。
この1、2年のチャートを見てもなかなか難しいのですが、過去にさかのぼってチャートをご自身で読み込んでいただくと、うっすらとある、法則性のようなものが分かることがあります。そうなれば、しめたもので、面白いように読み解いていける時が来るのではないでしょうかね。
もう一度、おさらいをしておくと、現在進行形のN字チャートは、
【ドル・円】
【日経225先物】
になります。
ドル・円、日経225先物が同時に、このようなN字を描くのは、私は見たことがありません。もしかすると、見逃していたり、単に経験が足りないからなのかもしれませんが、短くとも1~2年に1回しか出ないN字型が、両方でみられるというのは、何か暗示するような気がしてなりません。
では、現在のだらだらとした下落相場が始まる前の転換点はどのように観測されたのでしょうか。次回、お示ししたいと思います。
【テクニカル講座 第5回】だましを見抜く
前回、前々回は、実際にチャートから特有のパターンがあることをご説明しました。前回の日経225先物月足チャートは、実はご説明したパターンとは別にもう一つ、同じ法則に基づいて、きれいなパターンが確認できます。後日、きちんとこれについても解説したいと思います。上昇相場から下落相場に転じる時に、よくみられるパターンも含んでいるので、それと合わせてご説明したいと考えています。
繰り返しになりますが、テクニカルは実践で使えなければなりません。世の中にあふれる、さまざまなテクニカルの知識は、ほとんどのものが、「だまし」で終わってしまいます。教科書通りに動くことはめったにないのです。
だから、期待を持って、ポジションを仕込んでも、まったく別の動きをしてしまい、結局ロスカットを余儀なくされたということは、よくあるのではないでしょうか。
逆に、本当に教科書みたいに動いた場合、安全、確実に稼ぎだすことができます。あらかじめ見当をつけておいて、値幅計算から予定利益を導き出すことができるかもしれません。
「そんなおいしい話あるわけないだろ」。何度もだまされているので、疑心暗鬼の方も多いと思います。でも、もし本当にそんなことが、あったとしたら・・・。実はそれを追求しているのです。そして、実際に値動きをほぼ完ぺきにとらえることができる局面があります。
繰り返しになりますが、テクニカルは実践で使えなければなりません。世の中にあふれる、さまざまなテクニカルの知識は、ほとんどのものが、「だまし」で終わってしまいます。教科書通りに動くことはめったにないのです。
だから、期待を持って、ポジションを仕込んでも、まったく別の動きをしてしまい、結局ロスカットを余儀なくされたということは、よくあるのではないでしょうか。
逆に、本当に教科書みたいに動いた場合、安全、確実に稼ぎだすことができます。あらかじめ見当をつけておいて、値幅計算から予定利益を導き出すことができるかもしれません。
「そんなおいしい話あるわけないだろ」。何度もだまされているので、疑心暗鬼の方も多いと思います。でも、もし本当にそんなことが、あったとしたら・・・。実はそれを追求しているのです。そして、実際に値動きをほぼ完ぺきにとらえることができる局面があります。
【テクニカル講座 その3】実際のチャートから
【テクニカル講座 第1回】 知っておいてほしいこと
さて、このブログでは実践(テクニカル)を基本にしたいと思います。いくら偉そうに知識をひけらかしても役に立たなければ意味がないからです。
ただ、その一方で、世界(マーケット)で何が起きているのかを知るには、政治や経済の大きな枠組み(ファンダメンタル)を知っておく必要があります。テクニカルよりもむしろ、ファンダメンタルを知ることで、相場の動きが手に取るように分かることもあるのです。