開業直前
東京スカイツリーの開業まであと3日。別に特に思い入れがあるわけでもないのですが、曳舟に行く用事があり、自転車だったので、ついでにスカイツリー周辺をぶらぶらしてきました。
建設途中からすでに、はとバスなんかのコースになっていましたが、観光客が多いですね。でもあともう少しで開業するのに、開業前でもいいから見たいという人がいるんですね。
ツリーには予約がないと上れないので、しばらくは周りから眺めるしかないでしょうから、チケットのない人は、開業前でも、開業後でも大して変わらないんでしょうけどね。
ただ、商業施設のソラマチで買い物とか、食事をするとか、水族館、プラネタリウムに行くとか、開業すれば何かしら行けば楽しめるものがそこそこはあることでしょう。
渋谷ヒカリエは開業直後、大行列ができましたが(今はどうなんだろ?)、スカイツリータウンはどうなるんでしょうかね。やはり、話題性があるし、浅草から近く、間違いなく新たな観光スポットになるでしょうから、開業当初は相当、混雑するんでしょうね。
ソラマチのフロア案内を見る限り、ファッションやグルメなど、あまり目新しいものはなさそうで、最初は「せっかく来たんだから」ということで、お金を落としていく人もそこそこいるでしょうけど、近々、金融恐慌も起きるでしょうから(爆笑)、厳しい経営がまっていることでしょう。
そもそもデベロッパーが東武鉄道なので、あまり、過度な期待はしちゃいけません。渋谷の地主、東急電鉄だって、あまり目新しいものは打ち出せないのですから。
スカイツリーのある押上という町は、東京メトロ、都営地下鉄、京成電鉄、東武鉄道が集まるターミナルではあるのですが、新宿、渋谷のような人が集まる場所ではなく、通過点に過ぎないので、そもそも大勢の人数を収容するキャパがありません。
スカイツリーの一帯はちょっとこぎれいで、広めの通路がありますが、周辺は狭い路地と、スムーズにアクセスできるようには整備されていない都道しかないので、非常に通行しにくいです。
こちらがチャリという事情もあるのですが、せせっこましいところに、観光客が殺到し、通り抜けるのに結構苦労します。
下町の地味な町なので、所詮そんなもんですからね。東京タワーだってリピーターがそんなにいるわけでもなく、観光客が一巡すれば、また、落ち着き(閑散)を取り戻すことでしょう。
もう少し、気の利いた、考え抜かれた街づくりはできないものか? 考えさせられます。