危ない、危ない。ここ数日の経済指標の強さで、すっかり平和ボケしていました。忘れてはならないのは、「米国は破綻国家であり、もはや国家の体をなしていない」ということです。肝に銘じました。
6月米雇用統計は、非農業部門雇用者が+1万8000人。予想は、+10万5000人。+10万人を超えるかどうかがポイントとされていたので、かなりのネガティブサプライズ。失業率も9.2%で予想(9.1%)を上回りました。
毎月毎月のことですが、ADP雇用報告と、雇用統計は逆の結果になるんですよね。一致したことは、めったにない。だから、ADPがよかったからといって、雇用統計がいいということにはならない。こうやって、奴らは相場操縦をするわけです。
私は、21:30の発表直前まで上目線でしたが、先物の板をみてやばいと思い、逃げました。薄利ながら、なんとか利益ゲット。ドル・円も、ほぼ本日高値で利益確定。それなりの額にはなりましたが、なんか、やられた感があります。
これで、来週以降、相場の行方が見えにくくなりました。昨日夕方、「もしかしたらピーク・アウトか?」と指摘しましたが、その可能性もあります。ただ、先物は、本日日中に10200をつけた意味を考える必要がある。これはポジティブ。もちろん、10000超えまでにさまざまなネガティブ要因を振り切ってここまできているので、それなりの調整が入っても何ら不思議でない。
というか、こうなったら10200を超えるタイミングや材料を見つけるのがむずかしくなってしまいました。売り目線に切り替えるのが遅かったですね。反省。
まあ、SQ直前は苦手だったので、今週、大きなロスカットがなくてよかった。プラス、マイナス、ゼロなら御の字と思っていたので、上出来としておきましょう。