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2011年3月23日のマーケット予想

株:NYダウ反落
22日の米株式市場は、前日までの上昇基調の反動で利食い売りが優勢の展開となった。ただ、日本の原発事故への対策が進んでいることなどを受けて、安値を拾う動きもみられるなど、売り買いが交錯する中で、前日終値近辺で揉み合う展開となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.90ドル安の12,018.63ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が反落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.545円となっており、市場の予想レンジとしては9,450円−9,650円となっている。

為替:小幅な値動き
22日の外国為替市場では、注目される経済指標の発表がないなど、取引材料に乏しかったことに加えて、先週実施された円売り協調介入への警戒感が強かったことなどから、動きづらい展開となり、ドル円は81円を挟んだ値動きとなるなど、小幅な値動きに終始した。NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル近辺となっている。
本日は、英中銀議事録公表やバーナンキFRB議長の議会証言などが予定されており、市場の注目が集まっている。経済指標の発表では、米2月新築住宅販売件数(予想:29.0万戸)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY原油続伸
22日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、ガダフィ大佐は反政府勢力への激しい武力弾圧を続行しており、先行き不透明感が依然として根強いことに加えて、イエメンでも反体制デモが活発化したとの報道を受けて、中東・アフリカ情勢の懸念が高まり、続伸して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.67ドル高の1バレル104.00ドルで引けた。
NY金先物取引では、日本の原発事故への対策が進んだことから、リスク回避の動きが後退したことに加えて、前日までの上昇基調の反動で利食い売りが優勢となり、下落して始まった。ただ、中東・アフリカ情勢の不透明感が増し、NY原油が急騰したことから、金も原油に連れる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比1.20ドル高の1オンス1,427.60ドルで引けた。     

                                                                                          

2011年3月22日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
21日の米株式市場は、通信大手AT&Tがドイツテレコムの米携帯子会社を買収する方針を示すなど、大型の企業合併、買収が相次いでいることに加えて、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株を買う絶好の機会との見方を示したことなどを受けて、買い安心感が広がり、大幅続伸した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比178.01ドル高の12,036.53ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が大幅高となったことや、為替市場でも円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.505円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,650円となっている。

為替:円が下落
21日の外国為替市場では、先週末に実施された円売り協調介入が今週も継続されるのではないかとの思惑から、円が主要通貨に対して下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル台前半となっている。
本日は、前週末に引き続き、円売り協調介入が継続するかどうかに注目が集まっている。経済指標の発表では、英2月消費者物価指数(予想:前月比+0.6%)、英2月小売物価指数(予想:前月比+0.7%)、米1月住宅価格指数などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY金続伸
21日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、米英などを中心とする多国籍軍が激しい空爆を行ったことに加えて、バーレーンやイエメン、シリアなどで反政府デモが拡大しているなど、中東情勢の悪化を背景に買いが入り、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.26ドル高の1バレル102.33ドルで引けた。
NY金先物取引では、中東・アフリカ情勢の悪化や日本の原発事故の事態収束の見通しが不透明な中、安全資産としての金が買われる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.30ドル高の1オンス1,426.40ドルで引けた。      

                                                                                          

2011年3月22日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
21日の米株式市場は、通信大手AT&Tがドイツテレコムの米携帯子会社を買収する方針を示すなど、大型の企業合併、買収が相次いでいることに加えて、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株を買う絶好の機会との見方を示したことなどを受けて、買い安心感が広がり、大幅続伸した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比178.01ドル高の12,036.53ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が大幅高となったことや、為替市場でも円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.505円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,650円となっている。

為替:円が下落
21日の外国為替市場では、先週末に実施された円売り協調介入が今週も継続されるのではないかとの思惑から、円が主要通貨に対して下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル台前半となっている。
本日は、前週末に引き続き、円売り協調介入が継続するかどうかに注目が集まっている。経済指標の発表では、英2月消費者物価指数(予想:前月比+0.6%)、英2月小売物価指数(予想:前月比+0.7%)、米1月住宅価格指数などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY金続伸
21日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、米英などを中心とする多国籍軍が激しい空爆を行ったことに加えて、バーレーンやイエメン、シリアなどで反政府デモが拡大しているなど、中東情勢の悪化を背景に買いが入り、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.26ドル高の1バレル102.33ドルで引けた。
NY金先物取引では、中東・アフリカ情勢の悪化や日本の原発事故の事態収束の見通しが不透明な中、安全資産としての金が買われる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.30ドル高の1オンス1,426.40ドルで引けた。      

                                                                                          

2011年3月18日のマーケット予想

株:NYダウ反発
17日の米株式市場は、前日までの急落の反動から買い戻しが優勢となったこと、米運輸大手フェデックスが日本への輸送量が復興需要で増加するとの見方を示したことなどを背景に、買いが優勢となり、4日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比161.29ドル高の11,774.59ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しているものの、シカゴ日経平均先物は8.875円と前日終値と比較して値を下げていることから、前日の大幅上昇の反動売りがみられるとの声がある。また、引き続き福島原発の動向には注意する必要がある。市場の予想レンジとしては8,700円−9,100円となっている。

為替:ユーロが上昇
17日の外国為替市場では、スペイン国債の入札が堅調だったことや、ユーロ圏の金利引き上げが近く行われるとの見方から、ユーロがドルなどに対して上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円近辺、ユーロドルは1.40ドル台前半となっている。
なお、日米欧の先進7カ国(G7)の電話会議が日本時間7時から開催されている。一部では、為替介入に対する警戒感も強まっており、その動向に注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−80.50円となっている。

商品:NY金続伸
17日のNY原油先物取引は、バーレーンで、当局が野党勢力の逮捕を行ったこと、反政府デモ隊の排除のため、サウジアラビア主体の部隊を派遣するなど、中東・アフリカ情勢の混乱などを背景に続伸した。中心限月の4月限の終値は、前日比3.44ドル高の1バレル101.42ドルで引けた。
NY金先物取引では、原油など商品市場が堅調だったこと、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に、買いが優勢となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比8.10ドル高の1オンス1,404.20ドルで引けた。      

                                                                                          

2011年3月17日のマーケット予想

株:NYダウ続落
16日の米株式市場は、日本で発生した大地震の被害や原発事故の拡大に加えて、同日発表された米2月住宅着工件数が47.9万件と先月から大幅に低下したことなどが嫌気され、下落して始まった。さらに、午後に入り、福島原発からの放射性物質の流出を食い止めるための作業が難航し、在日本米国大使館が避難勧告の範囲を半径80キロ圏まで広げたことが伝わると、一気に値を下げる展開となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比242.12ドル安の11,613.30ドルで引けた。
本日の東京市場では、福島原発の事態悪化を受けて各国の株式市場が急落し、為替市場でも大幅な円高が進行しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。市場の予想レンジとしては8,800円−8,200円となっている。
 
為替:円が買われる
16日の外国為替市場では、前日に引き続き、日本で発生した大地震の影響を受けて、円キャリートレードの巻き戻しが起こっていることなどを受けて、円が主要通貨に対して上昇し、ドル円は一時76円台前半まで急騰し、史上最高値を更新する展開となっている。
本日は、米2月消費者物価指数(予想:前月比+0.4%)、週間新規失業保険申請件数(予想:38.7万件)、米2月鉱工業生産(予想:+0.6%)などの経済指標の発表が予定されている。さらに、被害が拡大する福島原発や急激な円高を受けた日銀の円売り介入などの動向にも注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.00−80.00円となっている。

商品:NY金反発
16日のNY原油先物取引は、リビアで政府軍と反体制勢力が各地で衝突し、一段の事態悪化が懸念されたこと、バーレーンで非常事態宣言が発動されたことなどを背景に、買いが先行し、一時99.60ドルを付けた。しかし、午後に入り、米株式市場が急落したことを受けて、大きく上げ幅を縮める展開となり、中心限月の4月限の終値は、前日比0.80ドル高の1バレル97.98ドルで引けた。
NY金先物取引では、原油価格の急騰を受けた買いが入り、一時1,400ドルを回復したものの、午後に入り、原油価格や株式市場に連れて値を削る展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比3.30ドル高の1オンス1,396.10ドルで引けた。