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桜咲く



  東京はまだまだ肌寒い日も多いですが、ようやく春が来ましたね。私は冬が苦手なので、どうしても外出するのがおっくうで、冬場は引きこもりがちになってしまいます。
  この冬は12月から日中の最高気温が10度以下の日がほとんどで、例年以上に厳しい冬だったので、本当につらい季節でした。
 
  地球が太陽の周りを公転する限り、陰もあれば陽もあります。その繰り返しの中で、私たちはプラスのエネルギーを精いっぱい取り込み、放出を最小限に抑えることで、生命の営みを続け、次の世代へと受け継いでいます。
  春から夏にかけての季節はプラスのエネルギーが満ち溢れる季節です。生命が活動していく上で決して欠くことのできないものを得られる時期なのです。


  せっかく宇宙、大自然からめいっぱいの恩恵を受けられる季節なのですから、どんどん外へ出て、エネルギーを取り込み、運気を高めたいものです。


  太陽の下でプラスのエネルギーを体内に取り込み、冬の間に放電した分を取り戻すとともに、バイオリズムを整え、高めていかなければなりません。
  今の金融市場はマイナスの気が非常に強いので、一日中、相場に張り付いていると、どうしてもエネルギーを消耗してしまいます。
  そういう意味でも、時々は外出して、心身ともにリフレッシュしたいものです。

茶番劇

  9500-9530を割るか、10100-10200を超えるかの攻防です。9550の売買が臭いと思いませんか? 所詮は茶番劇の範疇と考えれば、答えは見えそうな気もしますが?
  日銀が何かやるのか? 今動いてもいいが、明日の午後まで引っ張るか?

テクニカルの教祖

  2月に東京都内で個人投資家を対象にした投資に関するシンポジウムみたいなのが開かれて、その目玉があの「ボリンジャー・バンド」を考案した、ジョン・ボリンジャーのセミナーでした。参加費用は6万円とのことで、どれだけの人が集まったのか知りませんが、それだけの費用を払ってでも見たいという人がいるのでしょう。投資界では超有名な人なので、2~3千円なら私も参加してみたいですが、6万円は高すぎます。
  一時期、ボリンジャー・バンドについて研究したことはありますが、結論としては「クソ」です。使えません。いまどき、ボリンジャーバンドなんて使っている人いるんでしょうかね? 
  確かに一時期はそこそこ機能した時期もありました。分足レベルの移動平均線と同じです。以前は、適度にボラティリティーがあったので、時間調整や値幅調整のために、それなりの値幅を行ったり来たりするひつよがあり、移動平均線やボリンジャー・バンドが意識された時期がありました。日中足のみならず、日足、週足レベルでもです。
  今は相場に流入する資金も参加者も限られているので、ゆったりとした動きはなくなりました。動かないときは狭い値幅で停滞するし、動くときは一気にそれなりのレベルまで上下します。だから、ボリンジャー・バンドの何を根拠にトレードしようというのか?
  だから、ボリンジャー・バンドにいろいろとオプションをつけて、トレードの根拠を探すのだそうです。曰く、ボリンジャーバンドに「ボリンジャーバー」「スクイーズ/ポージ」「BBインパルス」「BBモメンタム」「BBトレンド」「バンド幅デルタチャート」「HIP LOP」を統合することで、「勝率を高めタイミングロスを最小化した効率的なトレーディングが可能となる」のだそうです。
  それぞれ何を意味する指標、ツールか私には全く分かりません。一つ言えるのは、いろいろと屁理屈をこねないとボリンジャー・バンドというものは使い物にならないということです。要するに「役立たず」ということでしょう。
  こんなものにすがらなければトレードができないなんて、日本や世界の投資家ってよほどのお馬鹿さんですよね。6万円も払って話を聞きたい人たちですから、資金を持て余しているんでしょうけど、はっきり言って、カジノやパチンコのレベルですよ。
  もう少しシンプルで、説得力のあるシステムを示さないと、投資の際の判断材料としては、はなはだ心もとないですが、システム・トレードの人と同様、やたらと小難しいことを並べ立てることで、悦に入ってしまうんでしょうね。トレーダーの目的はただ一つ、できるだけ安全、確実に稼ぐことにあるのに、これでは完全に目的と手段を取り違えています。
  それにしてもこのボリンジャーさんという人も商売がうまいですよね。ボリンジャー・バンドだけでは不十分だからといって、次々と新しい指標を生み出して、そのたびに高い金を取って講演をしたり、ノウハウを教えたり、本を出したりすれば、息の長いビジネスになります。家電メーカーが部品やオプションで利幅を稼いだり、マクドナルドがハンバーガーは単独では赤字でもポテトで回収したりするのと同じですよね。
  誰か、本人の目の前ではっきり「インチキ」「詐欺師」と言ってやる人はいないものでしょうか? それとももしかすると、オプションをフル装備すれば実はものすごい力を発揮するツールだったりして(笑)。

4月8日のポイント

  週末の雇用統計はネガティブでしたが、どう織り込むか。欧米市場は実質的に休場だったので、週明けに本格的に攻防を行うことになります。大騒ぎしたのはドル・円と日経先物だけという可能性もなきにしもあらず。
  今週は、日銀金融政策決定会合があり、地区連銀報告がありと、金融緩和や金利がらみのイベントがあるので、要注意ですね。
  これまでの為替介入、金融緩和の効果が切れつつあるので、分かりやすいところ以外では触らないのが無難です。

4月9日のポイント

  週末の雇用統計はネガティブでしたが、どう織り込むか。欧米市場は実質的に休場だったので、週明けに本格的に攻防を行うことになります。大騒ぎしたのはドル・円と日経先物だけという可能性もなきにしもあらず。
  今週は、日銀金融政策決定会合があり、地区連銀報告がありと、金融緩和や金利がらみのイベントがあるので、要注意ですね。
  これまでの為替介入、金融緩和の効果が切れつつあるので、分かりやすいところ以外では触らないのが無難です。