2011年12月26日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
23日の米株式市場は、米11月耐久財受注が前月比+3.8%、11月米個人消費支出が前月比+0.1%となるなど、米経済指標が堅調な内容だったことや、米議会が社会保障税減税の延長法案を可決したことなどを好感し、4日続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比124.35ドル高の12,294.00ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,540円となっており、株式市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
 
為替:動意薄の展開
23日の外国為替市場では、クリスマス休暇を目前に控える中で、市場参加者が減少し、動意薄の展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円近辺、ユーロドルは1.30ドル台半ばとなっている。
本日は、欧米市場がクリスマスの振替休日のため、各市場が休場となっており、終日閑散な状態になるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.80−78.20円となっている。
 
商品:NY原油続伸
23日のNY原油先物取引は、米経済指標の改善などを背景に、買いが優勢となった。ただ、クリスマス休暇を目前に控える中で、商いが一段と細り、上げ幅は限定的となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比0.15ドル高の1バレル98.83ドルで引けた。
NY金先物取引では、クリスマス休暇を目前に控えて、薄商いとなる中で、前日比終値近辺で揉み合う展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比4.60ドル安の1オンス1,606.00ドルで引けた。