2012年2月16日のマーケット予想

株:NYダウ反落
15日の米株式市場は、ギリシャの債務問題をめぐり、ユーロ圏財務当局者が、ギリシャへの第2次支援の一部またはすべてを延期する方策を検討していることを明らかにしたことや、1月米鉱工業生産が前月比横ばいとなり、市場予想を下回ったことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比97.33ドル安の12,780.95ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,235円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,150円−9,300円となっている。

為替:ユーロが下落
15日の外国為替市場では、ユーロ圏当局者がギリシャへの第2次支援の一部またはすべてを延期する方策を検討していることを明らかにしたことを受けて、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.30ドル台半ばとなっている。
本日は、米1月住宅着工件数(予想:+67.0万戸)、週間新規失業保険申請件数(予想:36.5万件)などの経済指標の発表が予想されている。また、引き続きギリシャの債務問題をめぐる動向にも注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−78.80円となっている。

商品:NY原油反発
15日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比20万バレルの減少となり、市場予想に反して取り崩しとなったことや、イランが欧州連合による原油の輸入禁止措置への報復として欧州6ヶ国への輸出を停止したとのイランテレビ局の報道などを背景に買いが優勢となり、中心限月の3月限の終値は、前営業日比1.06ドル高の1バレル101.80ドルで引けた。
NY金先物取引でも原油相場の上昇などに連れて、反発となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.40ドル高の1オンス1,728.10ドルで引けた。