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2012年6月8日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
7日の米株式市場は、中国人民銀行が約3年半ぶりに政策金利を0.25%引き下げたことや、スペインの国債入札が堅調な結果となったことなどを好感し、上昇して始まった。しかし、バーナンキ議長の議会証言で、金融情勢が悪化した場合には景気を支える用意があると表明したものの、追加金融緩和についての具体策を示さなかったことが失望され、値を削る展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比46.17ドル高の12,460.96ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇していることや、為替市場で円安基調が継続しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,630円となっており、株式市場の予想レンジは、8,550円−8,700円となっている。

為替:ユーロが乱高下
7日の外国為替市場では、中国人民銀行が利下げを実施したことや、スペイン国債の入札が堅調だったことなどを背景に、リスク回避の動きが後退し、ユーロドルが一時1.26ドル台 を回復するなど、ユーロが上昇した。しかし、バーナンキFRB議長の議会証言をきっかけに、FRBによる追加金融緩和の期待感が後退し、ドルが上昇し、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台半ばとなっている。
本日は、独4月貿易収支(予想:+174億ユーロ)、米4月貿易収支(予想:-518億ドル)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.50−78.20円となっている。

商品:NY原油反落
7日のNY原油先物取引は、中国人民銀行が利下げを実施したことや、スペイン国債入札が堅調だったことなどを受けて、一時87ドル台に乗せた。しかし、バーナンキFRB議長の議会証言をきっかけに、売りが急速に強まり、反落して引けた。中心限月の7月限の終値は、前営業日比0.20ドル安の1バレル84.82ドルで引けた。
NY金先物取引でも、バーナンキFRB議長の議会証言を受けて、米国の追加金融緩和に対する期待感が後退し、大幅反落となった。中心限月の8月限の終値は、前営業日比46.20ドル安の1オンス1,588.00ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年6月7日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
6日の米株式市場は、同日行われたECB理事会で政策金利を1.00%に据え置いたものの、一部の理事が利下げを提案したことや、米アトランタ連銀のロックハート総裁が、米景気の腰折れや欧州の危機深刻化の場合、FRBは追加緩和を検討すると発言するなど、欧米で追加金融緩和への期待感が高まったことなどを好感し、大幅続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比286.84ドル高の12,414.79ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇していることや、為替市場で円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,665円となっており、株式市場の予想レンジは、8,550円−8,700円となっている。

為替:ユーロが上昇
6日の外国為替市場では、ECB理事会とドラギ総裁の記者会見を受けて、今後の政策対応への期待感が高まり、ユーロが上昇した。また、株式市場が大幅上昇したことで、過度のリスク回避の動きが後退したため、安全通貨といわれる円が下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は79円台前半、ユーロドルは1.25ドル台後半となっている。
本日は、バーナンキFRB議長の議会証言に注目が集まっている。経済指標の発表では、豪5月雇用統計(予想:失業率5.1%、就業者数-0.5万人)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.00−79.80円となっている。

商品:NY原油続伸
6日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、株式市場の上昇などを背景に買いが優勢となり、3日続伸となった。中心限月の7月限の終値は、前営業日比0.73ドル高の1バレル85.02ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、欧米で追加金融緩和観測が高まったことなどを背景に買いが優勢となり、続伸して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比17.30ドル高の1オンス1,634.20ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年6月6日のマーケット予想

株:NYダウ反発
5日の米株式市場は、5月ISM非製造業景況指数53.7と前月から改善したことなどを好感し、買いが優勢となった。ただ、欧州圏の債務問題をめぐる懸念がくすぶっていることや、6日のECB理事会、7日のバーナンキFRB議長の議会証言を控えて、様子見ムードが広がっていることから、上値は限定的となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比26.49ドル高の12,127.95ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇していることや、為替市場で円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,455円となっており、株式市場の予想レンジは、8,350円−8,500円となっている。

為替:ユーロが下落
5日の外国為替市場では、スペインのモントロ財務相が、市場での資金調達が困難になりつつあると発言するなど、同国の財政問題に対する懸念が広がったことや、G7財務相・中央銀行総裁による緊急電話協議で、共同声明の発表が見送られたことなどを受けて、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台後半、ユーロドルは1.24ドル台半ばとなっている。
本日は、ECB理事会(政策金利の公表)や、米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.40−79.00円となっている。

商品:NY原油続伸
5日のNY原油先物取引は、米経済指標が市場予想を上回ったことなどを好感し、続伸して引けた。中心限月の7月限の終値は、前営業日比0.31ドル高の1バレル84.29ドルで引けた。
NY金先物取引では、中国などアジア圏の現物需要とみられる買いが入ったことや、米国の追加金融緩和に対する期待感などを背景に買いが優勢となった。ただ、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことから、上値は限定的となった。中心限月の8月限の終値は、前営業日比3.00ドル高の1オンス1,616.90ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年6月5日のマーケット予想

株:NYダウ続落
4日の米株式市場は、米4月製造業新規受注が前月比-0.6%と市場予想を大幅に下回ったことや、先週末の雇用統計も失望する内容だったことなどが嫌気され、軟調に推移した。ただ、カナダ財務相がG7財務相・中央銀行による電話会議を5日に行うと明らかにし、欧州債務問題の打開に向けた案が示されるのではないかとの期待感が浮上したことなどを受けて、買い戻しが優勢となり、NYダウはプラス圏を回復することはできなかったものの、ナスダック総合指数とS&Pはプラス圏を回復して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.11ドル安の12,101.46ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下げ止まったことや、為替市場で円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8335円となっており、株式市場の予想レンジは、8,250円−8,400円となっている。

為替:ユーロが上昇
4日の外国為替市場では、フランスと欧州委員会が、欧州安定メカニズムを経営難に直面する銀行の支援に活用することを支持すると表明したことを受けて、欧州当局がユーロ圏の財政を強化するとの期待感が広がったことから、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.25ドル近辺となっている。
本日は、豪準備銀行理事会(政策金利の公表)や、ユーロ圏4月小売売上高(予想:前月比+0.2%)、5月ISM非製造業景況指数(予想:54.0)などに注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−78.60円となっている。

商品:NY原油反発
2日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、ここ最近の急落を受けた安値拾いの買いが入り、5日ぶりに反発して引けた。中心限月の7月限の終値は、前営業日比0.75ドル高の1バレル83.98ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、為替市場でドル安が進行したことを好感した買いが入る場面もあったものの、前営業日に大幅上昇した金に利益確定の売りが入り、反落して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比8.20ドル安の1オンス1,613.90ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年6月4日のマーケット予想

株:NYダウ続落
1日の米株式市場は、5月米雇用統計で失業率が8.2%、非農業部門雇用者数が+6.9万人増にとどまったことや、5月ISM製造業景気指数53.5といずれも市場予想を下回ったことを受けて、ほぼ全面安の展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比274.88ドル安の12,118.57ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,255円となっており、株式市場の予想レンジは、8,200円−8,350円となっている。

為替:ドルが下落
1日の外国為替市場では、米雇用統計が予想以上に悪い内容となり、FRBによる追加金融緩和観測が高まったことなどを受けて、ドルが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円近辺、ユーロドルは1.24ドル台前半となっている。
なお、前週末にドル円が77円台に突入した際に、日本当局が円高抑制に向けて介入を行ったとのうわさがあるなど、日銀・政府の円売り介入への警戒感が強まっており、注意する必要がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.80−78.50円となっている。

商品:NY原油続落
1日のNY原油先物取引は、米雇用統計が市場予想を下回ったことや、中国の5月製造業購買担当者景況感指数が低下したことなどが嫌気され、大幅続落となった。中心限月の7月限の終値は、前営業日比3.30ドル安の1バレル83.23ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、米雇用統計が市場予想を下回ったことを受けて、米国の追加金融緩和観測が高まったことに加えて、テクニカル要因からの買いも入り、1,600ドル台の大台を回復して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比57.90ドル高の1オンス1,622. 10ドルで引けた。