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2012年9月4日のマーケット予想

株:米株式市場休場
3日の米株式市場は、レーバーデーのため休場となっている。欧州株式市場では、ECBが6日の理事会で債券買い入れプログラムについての詳細を明らかにするとの期待感が強まったことなどを好感し、堅調に推移した。
本日の東京市場では、米国市場が休場だったことや、6日のECB理事会などの重要イベントが控える中で、動きづらいとの声がある。株式市場の予想レンジは、8,700円−8,850円となっている。

為替:様子見ムードが強まる
3日の外国為替市場では、米国市場が休場だったことに加えて、6日のECB理事会、7日の米雇用統計を控える中で、様子見ムードが強まり、動意薄の展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.25ドル台後半となっている。
本日は、豪準備銀行理事会(政策金利の公表)や、米8月ISM製造業景況指数(予想:50.0)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−78.70円となっている。

商品:米商品市場休場
3日の米商品市場はレーバーデーのため休場となっている。
東京市場の夜間取引では、欧米の追加金融緩和への期待感などを背景に、貴金属やエネルギー銘柄を中心に堅調に推移している。

 

                                                                                          

2012年9月3日のマーケット予想

株:NYダウ反発
31日の米株式市場は、バーナンキFRB議長の講演で、「労働市場の改善は受け入れ難いほど遅い」と、深刻な懸念を表明したことを受けて、追加金融緩和に対する期待感が高まり、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比90.13ドル高の13,090.84ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,890円となっており、株式市場の予想レンジは、8,800円−8,950円となっている。

為替:ドルが下落
31日の外国為替市場では、バーナンキFRB議長の講演を受けて、米国で追加金融緩和に対する期待感が高まり、ドルが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.25ドル台後半となっている。
本日は、米国市場が休場となっており、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−78.80円となっている。

商品:NY原油反発
31日のNY原油先物取引は、バーナンキFRB議長の講演を受けて、追加金融緩和に対する期待感が強まったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを好感し、大幅反発となった。中心限月の10月限の終値は、前営業日比1.85ドル高の1バレル96.47ドルで引けた。
NY金先物取引でも、米国の追加金融緩和に対する期待感が高まったことなどを好感し、急反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比30.50ドル高の1オンス1,687.60ドルで引けた。

 

                                                                                          

2012年8月31日のマーケット予想

株:NYダウ反落
30日の米株式市場は、スペインのバレンシア自治州が、同国政府に事前予想を上回る45億ユーロの財政支援を要請したことや、欧州圏の経済指標が低調だったことなどを受けて、欧州圏の債務問題に対する懸念が強まったことや、米7月個人消費支出が前月比+0.4%と前月から上昇したものの、市場予想を下回ったことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比106.77ドル安の13,000.71ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,915円となっており、株式市場の予想レンジは、8,850円−8,950円となっている。

為替:ユーロが下落
30日の外国為替市場では、米アトランタ連銀のロックハート総裁が、9月のFOMCで、FRBが量的緩和を実施するかどうかは微妙な情勢との見方を示したことを受けて、米国の早期の追加金融緩和の期待感が後退し、ドルが上昇し、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル近辺となっている。
本日は、バーナンキFRB議長の講演に注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−79.00円となっている。

商品:NY原油続落
30日のNY原油先物取引は、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことや、ハリケーン「アイザック」によるメキシコ湾の石油施設への影響が最小限にとどまり、各社が操業再開に着手したとの報道を背景に売りが優勢となり、続落して引けた。中心限月の10月限の終値は、前営業日比0.87ドル安の1バレル94.62ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどを背景に売りが優勢となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比5.90ドル安の1オンス1,657.10ドルで引けた。

 

                                                                                          

2012年8月30日のマーケット予想

株:NYダウ反発
29日の米株式市場は、米第2四半期GDP改定値が前期比年率+1.7%と速報値から上方修正されたことや、米7月住宅販売保留指数が前月比+2.4%となったことなどを好感し、買いが優勢となった。ただ、週末のバーナンキFRB議長の講演を控える中で、様子見ムードも強く、上値は限定的となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比4.49ドル高の13,107.48ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が小動きだったことなどから、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,065円となっており、株式市場の予想レンジは、9,000円−9,100円となっている。

為替:ユーロが下落
29日の外国為替市場では、週末のバーナンキFRB議長の講演を控える中で、様子見ムードが強まる中で、ここ最近上昇していたユーロに売りが入る展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台前半となっている。
本日は、米7月個人消費支出(予想:前月比+0.5%)、新規失業保険申請件数(予想:37.0万件)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.40−79.00円となっている。

商品:NY原油反落
29日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比380万バレル増と予想外の積み増しとなったことや、ハリケーン「アイザック」による石油関連施設への被害が限定的との見方が強まったことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の10月限の終値は、前営業日比0.84ドル安の1バレル95.49ドルで引けた。
NY金先物取引では、米第2四半期GDP改定値が速報値から上方修正されるなど、米国の経済指標が堅調だったことを受けて、米国の追加金融緩和への期待感が後退し、続落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比6.70ドル安の1オンス1,663.00ドルで引けた。

 

                                                                                          

2012年8月29日のマーケット予想

株:米株式市場小動き
28日の米株式市場は、6月米ケース・シラー住宅価格指数が前月比+0.9%と市場予想を上回る一方、8月米消費者信頼感指数が60.6と前月から大幅に低下するなど、強弱材料が交錯する中で、動意薄の展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比21.68ドル安の13,102.99ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が小動きだったことから、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,045円となっており、株式市場の予想レンジは、8,950円−9,100円となっている。

為替:ユーロが上昇
28日の外国為替市場では、ドラギECB総裁が多忙のため、今週末に行われる中銀関係者の会合を欠席するとの報道を受けて、ドラギ総裁が国債買い取り計画などの取りまとめに忙殺されているとの憶測から、欧州圏の債務問題対策への期待感が高まり、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台半ばとなっている。
本日は、米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表などが予定されているものの、週末のバーナンキFRB議長の講演に市場の注目が集まっているため、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−78.80円となっている。

商品:NY原油反発
28日のNY原油先物取引は、カリブ海にある熱帯低気圧「アイザック」がハリケーンとなって、原油生産拠点が集中する米メキシコ湾岸に接近し、製油所での生産に影響が出始めていることや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを好感し、反発して引けた。中心限月の10月限の終値は、前営業日比0.86ドル高の1バレル96.33ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、前日までの上昇を受けた利益確定の売りが入ったことなどから、4日ぶりに反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比5.90ドル安の1オンス1,669.70ドルで引けた。