カテゴリー別アーカイブ: 日経225ニュース

日経225先物に特化したニュース・情報です。

2月2日のポイント

  煮詰まってきましたね。上にも下にも行けなくなっています。というか、本来は金融恐慌に向けて暴落まっしぐらなはずですが、いろいろと下支えがあるので、引力に逆らう形になっています。
  ダウなんかバカ高い水準にありながら、にっちもさっちもいかないという・・・。何がしたいの一体? 欧米の頭の悪さ加減に辟易します。

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生きざま

  もし、激動の時代をサバイバルしたいなら、ささやかでも成功したいなら、あるいは(私のように)今のうち苦労して後で楽して暮らしたいなら、朝の連続テレビ小説「カーネーション」は、なかなかお勧めです。
  ストーリーとしては、ファッションデザイナーのコシノ3姉妹の母である小篠綾子さん(ドラマ中では小原糸子)が戦前、戦中、戦後を通じて、当時は世間でまだ広まっていなかった洋服のデザイナー、洋装品店の経営者として、成功していくさまを時代背景や人間ドラマを交えて描いたものです。
  人の成功物語なんて、面白いので娯楽にはなりますが、勉強したところでどうなるものでもありません。特に松下幸之助氏の遺訓を受け継ぎ、「良き経営者」「良き奉公人」として、教育されてきたパナソニックなんて、世界情勢を見誤り、経営判断でミスを重ね、グローバル企業どころか、国内で白物家電を売ってせこせこと稼ぐだけの魅力のない企業になってしまいました。
  成功物語を必死に研究したところで、松下幸之助氏や本田宗一郎氏になれるわけでもありません。それは高校球児がイチロー選手や松井秀喜選手にあこがれて、同じような練習をしても、彼らに追いつけないのと同じことです。
  その人の資質や力量がものを言う部分が大きいし、何より「時代が人物(ヒーロー)をつくる」と言われるように、生きている時代背景が全く異なります。昔通用した成功パターンが今では役に立たないというのは随所で見られます。そこが日本が袋小路に追い込まれている原因でもあります。
  どうしようもない政治状況を憂えて坂本竜馬待望論が常に出てきますが、今の時代に坂本竜馬がいたとして、何をするのか? 活躍できるのか? 人より抜きんでることができるのか? 何より坂本竜馬が巷間言われているほど、日本の歴史に貢献したのか怪しい部分があります。
  カーネーションで注目したいのは、困難にどうやって立ち向かうか、その姿勢ですよね。これに関しても、なかなかマネができるものではないし、マネできるか、あるいは、同じような思考、行動パターンを持っていれば、今とは違う人生を歩んでいたかもしれないし、案外、代わり映えしないのかもしれない。そこは差し引いたとしても、つまずいても、前に進む気持ちを持つことについて考えさせられます。
  ドラマによると、小篠さんは母方が神戸の裕福な家庭で、生まれた家もうだつが上がらないとはいえ呉服屋で、しかも、周りには気持ちの良い人が多く、恵まれた環境にいたようです。だから生まれもって恵まれた環境や資質を持っていたと考えられますが、女性が何かと社会で差別されていたり、和装が一般的だった時代に洋服を売り出すのは困難だったことや、戦争でいろいろと経済が統制されていたことなど、困難を克服するプロセスはなかなか参考になります。
  戦時中の経済統制の様子が割と克明に描かれていて、これも非常に勉強になりました。いくらお金を持っていても配給切符がなければ、食べ物を買えない困難さ。これは、近々発生する金融恐慌でもあり得ることなので、今からどう対処するか、検討する上でためになりました。
  また、戦時中に多額の借金をした場合、終戦のどさくさに紛れてちゃらになるのかと思いきや、そうはならないということも知りました。これは、現在ローンを抱えている人には荷が重い話ですね。
  偉人伝やサクセスストーリーの類いと同じで、事細かにこの人たちの行動を追って、まねたところで成功できるかというと、そんなことはあり得ませんが、それでも学ぶべき点は多いですね。
  これはそれぞれの人の性格にもよると思いますが、一番大切なのは、常に前向きであるということ。これはどういう局面でも言えることでしょうね。それと目的意識がはっきりしていて、目標はシンプルであるべきだというのも、よく分かりました。
  おそらく同じものを見ても人それぞれ関心を向けるところは違うと思いますが、変化が激しい時代をどのように生き抜いたのか、示唆することは少なくないと思います。

2月1日のポイント

  意外と強いですね。節分天井で終わるのかどうか。昨年は3月くらいまでだらだらと上昇したような記憶があります。ドル・円にも注目したいですね。雇用統計がきっかけで何か動くのかも注目。崩壊かと思ったら、踊り場だったりする可能性もあります。

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敗北を抱き締めて

  いつ緊急事態に陥るかわからないので、何度も繰り返しますが、世の中、平和なうちに先々のことをシミュレーションしておきましょう。トレードと同様、実際にその段階になってみないと分からないことだらけだし、自分の想定していたことと食い違うことが起きることは多々あるでしょうが、最悪の事態を想定しておくことは何かと役に立つと思います。
  多くのトレーダーの方は、この数年、理不尽な思いをさせられているので、ある程度のことが起きても動じないと思いますし、「米国の国家破綻」という、世間のうぶな人が聞いたら荒唐無稽と思われるようなフレーズに対しても、ある程度は免疫ができていると思います。
  私自身、世間と感覚がずれているなと、最近つくづく痛感しますが、みんな薄々、「近々何か大きなことが起きる」と感覚的には分かっていても、具体的に何が起きるかについては、想像力が働かず、とんでもない事態が起きることには思いが至っていません。
  67年前の太平洋戦争終戦の時も同じですよね。ほとんどの人が日本の戦況は不利だと感じていましたが、具体的に敗戦するまでは実感できておらず、昭和天皇の玉音放送を聞いて、一気に張り詰めていたものが崩れてしまう状況でした。
  今回も長年、信頼できる同盟相手、「トモダチ」、ビジネスパートナーとして考えられてきた米国が一気に崩壊することで、パニック状態になるでしょう。特に、長年米国の言いなりで外交、防衛から、内政の隅々に至るまで、政策を指南され、実行してきた政治家や官僚、そしてその実行機関の一部にすぎない経済界は、何をどうしていいのか、見失ってしまうに違いありません。
  自分の頭で考えて、国家運営をする努力を怠ってきたしっぺ返しを、一気に受けることになります。日本のエリート層はまたしても、「敗北」という現実を突きつけられることになるでしょうね。
  すでにその兆候は、昨年の東日本大震災で見られました。政治家、官僚は、未曾有の災害に何をしたらいいのかパニックになってしまい、そこに原発事故が加わり、一時期、日本国そのものが制御不能になってしまいました。米国ですら、まさか日本が統治能力を失ってしまうほどひどい国だとは思っていなかったでしょう。
  結局、米国に震災からの復旧、復興の手順から、原発事故の収束への道筋まで、すべて手取り足取り指南してもらって、ようやく立ち直ることができました。その代わり、為替介入で貢がされたり、普天間飛行場移設問題で要求を丸のみさせられたり、TPP参加を強要されたりと、多大な代償を支払わされました。「トモダチ」どころか「ミカジメに来たヤクザ」ですよね。
  その米国が崩壊し、世界恐慌に突入するわけですから、頼りになるものがなくなり、日本はいきなり厳しい現実に放り出されることになるでしょう。
  東日本大震災後、「絆」だとか「団結」だとか「日本人の底力」だとか、「トモダチ」同様、気持ちの悪い単語、フレーズが飛び交いましたが、日本人は果たして、美談で語られるほど、民度が高かったのでしょうか?
  思い出してください。東京でもスーパーから一斉に食料が消え、米とか即席麺、ペットボトル水の奪い合いが起きたのです。しかも、東北の人たちが物資がなくて困っているあの最中にですよ。いざ自分の身に災厄が降り掛かるとなれば、日本人だってなりふり構わず、えげつないことをするのです。
  ひどかったのは、原発事故後初めてまとまった雨が降り、東京の水道水からも放射性物質が検出された直後ですよね。被災地ではまだ救助活動が続いていて、多くの人に満足な食料、水が行き渡らず、暖を取ることすらままならない状況だったのに、「自分たちの目先の生活が大事」と言い放って、ペットボトル水の買い占めに走った人がどれほどいたか? 日本人は本当に素晴らしい民族です。
  いまだに理解ができないのが、地震直後、ターミナル駅に人があふれたことですね。別に今すぐ帰宅する必要ないでしょう。週末でしたし。大して用があるわけでもないし、馬鹿そうなサラリーマンが押し寄せていました。列に並ばない中国の人を笑えますかね?
  そしてもっと馬鹿なのが、震災の教訓があるはずなのに、半年後、台風が来たときにまた、新宿なんかのターミナルが混乱したことですね。日本人は立派ですよ。本当に。
  残念ながら、決して日本人は民度が高いとはいえないし、頭も悪いです。だからパニックに巻き込まれないためにも、避けられるものは今から準備して、避ける努力をしておいた方がいいでしょう。
  現金を厚めに手元に用意しておくとかは有効でしょうね。いざとなったら取り付け騒ぎだって起きかねません。大した震災の被害がなかった東京でもあれだけの大混乱になったのです。甘く見ない方がいいでしょうね。
  あとは、やはり食料、水関係でしょうか。これも、再びスーパーから食料が消えるなんて事になったら大変ですから、混乱に巻き込まれたくないですね。車を持っている人はガソリンの量を常に気に掛けるようにした方がいいかもしれません。
  とにかく、「日本はこれから戦争に負けるのだ」ぐらいの意識は持っていた方がいいと思います。そして前もって準備できるという意味で、米国が国家破綻するという事実を直視しているだけでも、大きなアドバンテージがあるということなのです。

1月31日のポイント

  雇用統計、ユーロをめぐって、ぐだぐだとやるのでしょう。さっさと暴落してほしいと願望するのですが、しつこいですね。我慢の時。
  まだ、完全に相場の潮目が変わったとは言えないので、要注意です。

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